新クラウドサービス発表!
2021-12-15 10:00:12
特定技能外国人支援を強化する新たなクラウドサービス「SMILEVISA」
特定技能外国人支援を目指す「SMILEVISA」
CROSLANは、特定技能外国人を受け入れる企業向けに、クラウドサービス「SMILEVISA」を提供しています。最近、同社はシードラウンドで3000万円の資金調達を成功させ、今後のサービス開発や運営体制の強化を図る計画です。本記事では、CROSLANのビジョンや「SMILEVISA」の具体的な機能、そして今後の展望について詳しくお伝えします。
資金調達の狙い
今回の資金調達は、主にエンジニア、マーケティング、営業等の人材採用に充てられ、正規版の開発とリリースに向けた体制構築を進めます。これにより、クリーンで適正な外国人労働者市場の実現を目指し、企業が持つ外国人労働者に関する悩みを軽減することを狙っています。
「SMILEVISA」の特徴
「SMILEVISA」は、三つの収益モデル、すなわちサブスクリプション、送客インセンティブ、マッチング制約手数料を柱としています。特に、外国人労働者受け入れのノウハウを持たない企業向けに特化したサポート機能が充実しており、特許出願中の独自スタイルが魅力です。さらには、母国語支援や不動産、携帯電話契約支援などの生活サポートも提供し、受け入れ企業の負担を軽減します。
加えて、今後リリースされる人材マッチングサービスと、申請・管理サービスを一体化することで、外国人労働者受け入れに関する一連の業務をワンストップで提供することも分野内での強みとなります。
市場への展開
現在、「SMILEVISA」では、すでに160名以上のモニターユーザーに利用してもらっており、正規版リリース後は、サブスクリプションモデルによってさらなる導入を促進する計画です。また、特定技能に留まらず、「介護」や「技術・人文知識・国際業務」といった他の在留資格の対応を拡大し、アップセル戦略をもって収益基盤を強化していく方針です。2027年にはIPOを見据え、売上高10億円の達成を目指しています。
CROSLANのビジョン
代表の川村氏は、外国人労働者と受け入れ企業の双方にとって、より良い環境を整えることが重要だと強調しています。従来のかたくなな制度では、借金を抱えて来日する労働者も少なくなく、相互に負担が大きくなっていました。「SMILEVISA」は、これらの複雑な申請や管理業務の負担を軽減し、受け入れコストの削減、ひいては企業の生産性向上に寄与することを目指します。
投資家の期待
CROSLANに対する期待も高まっています。フューチャーベンチャーキャピタルの小林氏は、同サービスが外国人労働者と受入れ企業を結ぶプラットフォームに成長し、人手不足の解消に貢献することを期待しています。また、日本クラウドキャピタルの柴原氏は、CROSLANの取り組みを称賛し、今後の成長に期待を寄せています。
結論
「SMILEVISA」を通じて、CROSLANは外国人労働者と企業との関係を見直し、よりスムーズでクリーンな市場環境を実現させるための重要な第一歩を踏み出しています。今後の展開に注目が集まる中、同社の取り組みは新たな時代の幕開けを感じさせます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社CROSLAN
- 住所
- 大阪府大阪市中央区平野町3-3-7
- 電話番号
-