AIが生み出した映像の新境地
株式会社HYPEUPが、アーティストgoateatspoem.の新曲「現のカーニバル」のミュージックビデオを完全にAIで制作しました。撮影を一切行わずに制作されたこのビデオは、YouTubeで公開されており、映像制作の新たな可能性を示しています。
プロジェクトの全貌
このプロジェクトは、映画・CMディレクターの経験を持つ藤原隆輔が一人で手がけました。約6分にわたるこの映像作品は、企画から全てのプロセスを担当しており、AIの力を利用しつつも従来の映像制作の流れを踏襲しています。具体的には、シナリオや各カットの設計を行い、それを基にAIが映像を生成するという形式です。
AIと人間の共同作業
藤原氏は、企画や設計の段階でAIに与える情報を極めて詳細に設計しました。これにより、人物や場面の設定、カメラアングルや照明などの要素が慎重に決定され、AIが生成する映像の精度が大きく向上。このプロセスは、伝統的な撮影現場でのアプローチとは異なるものの、制作の本質は非常に似たものです。
予期せぬ映像生成の調整
制作過程では、AIが生成した映像に予期せぬ要素が加わることもよくあります。このため、映像の修正指示を精密に行い、AIの出力を完全にコントロールすることが重要でした。この細やかな作業が、作品の最終的なクオリティを左右するカギとなります。
AIによる大規模表現の実現
AI技術のおかげで、大規模な撮影や高いコストが通常必要な場面でも、実現が可能となりました。例えば、大通りの封鎖や街中での動物の出現といったシーンも、AIによる生成で実現されたのです。
制作の背景
このプロジェクトは、goateatspoem.から藤原氏へ直接ミュージックビデオ制作の依頼がきっかけで始まりました。藤原氏は「人類とAIの進歩と調和」を理念に掲げており、本作はその思想を体現する形で、全てAIを用いた制作に取り組むことになりました。
今後の展望
HYPEUPは、AIを人間の力を拡張するためのツールとして認識しています。著作権などの課題にも取り組むことで、AIの新たな可能性を発信していく意向です。また、映像制作の技術に留まらず、プロモーションやクリエイティブなアプローチでもAIを活用する計画があります。
次世代クリエイターへの継承
AIによる映像生成技術を完全に制御することは、今後の映像制作業界に大きな変革をもたらすでしょう。この技術やノウハウを次世代に伝える試みも視野に入れています。
代表コメント
藤原氏は、今回のオールAI制作のビデオを「撮影コストをどれだけAIで置き換えられるかの実験」と捉えています。人間の意図がAIに正確に伝わるように模索する過程が、新しい映像制作の形を切り拓くことにつながると信じています。AIは、大規模な撮影クルーを持たないクリエイターにとっても大きな可能性を広げる存在です。今後は、この技術を次世代に伝えていきたいと考えています。
ミュージックビデオ情報
- - タイトル:現のカーニバル
- - アーティスト:goateatspoem.
- - 公開日:2026年3月28日
- - URL:YouTubeリンク
会社概要
- - 社名:株式会社HYPEUP
- - 所在地:大阪府大阪市中央区淡路町4丁目2番13号アーバンネット御堂筋ビル7F
- - 設立:2022年11月1日
- - 代表取締役:藤原隆輔
- - URL:HYPEUP公式サイト
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