東急の宿泊サービス「TsugiTsugi」が新たな提携を発表
東急が提供する定額制の宿泊サービス「TsugiTsugi」が、アコーの「グランドメルキュール」と「メルキュール」の国内22の施設と提携しました。この提携により、宿泊対象施設が大幅に拡大され、多様な旅の選択肢が提案されることになります。予約受付は2024年9月24日から開始されます。
「TsugiTsugi」とは?
「TsugiTsugi」は全国257の宿泊施設から、その日の気分や都合に合わせて自由に宿泊場所を選べるサブスクリプションサービスです。宿泊プランには異なる宿泊数が用意されており、すべてのプランで同行者1名が無料で宿泊できるため、お得感も満載です。特に最近では、平日や閑散期に旅行を楽しむ「オフピーク旅」の利用が促進されており、宿泊の曜日が分散され、多忙な観光地での混雑を避けることが可能になります。
新たな旅のスタイル「はなれ旅」
新たに参加した「グランドメルキュール」と「メルキュール」は、観光地の「母屋」から少し離れた「離れ」と呼ばれる、まだあまり知られていない場所に焦点を当てた「#はなれ旅」を提案しています。これにより、観光客は自らの旅をより豊かにし、地域に根差した文化や人々とのふれあいを楽しむことができるでしょう。日本各地に点在する隠れた名所や自然豊かな絶景を訪れることで、より深い旅の体験が得られます。
この提唱により、「TsugiTsugi」と「#はなれ旅」が組み合わされ、地域の観光需要を平準化させることと、地域活性化への貢献が期待されています。
グランドメルキュールとメルキュールについて
「グランドメルキュール」は約20年前にアジア太平洋地域で開業し、現地の文化や伝統と融合したプレミアムなホテルブランドです。一方、「メルキュール」は国際的なネットワークと、真のおもてなし体験を強みとしたミッドスケールブランドであり、良質なサービスを提供しています。両ブランドとも、旅行者のニーズに応じた快適な滞在を提供し、地元の情報や文化を体験することができる環境を整えています。
法人向けプランも展開
さらに、法人向けの「TsugiTsugi」プランも販売されており、企業が宿泊数を一括購入し、従業員で柔軟に利用できる仕組みが整っています。このような新たな働き方として「旅するように働く」提案も行われており、従業員の多様なニーズに対応しています。
アコーのホスピタリティ
フランスを基盤とするアコーは、世界110カ国以上で5,700以上の宿泊施設を展開するホスピタリティグループです。厳選されたホテルブランドと多様なサービスをもとに、旅の満足度を高めつつ、地域とのつながりを築くことを目指しています。詳細はアコーの公式サイトで確認できます。
この新しい提携の発表により、旅行者に新たな旅の可能性を提供することが期待されています。これからの旅行は、ただ移動するだけでなく、豊かな体験をもたらすものとして進化していくでしょう。