ファンケル美健の太陽光発電
2025-03-26 10:24:12

ファンケル美健 滋賀工場における太陽光発電設備の増設と持続可能な未来への取り組み

ファンケル美健 滋賀工場の太陽光発電設備増設



株式会社ファンケル美健は、滋賀工場に新たに太陽光発電設備を導入し、2024年4月から稼働を開始します。この取り組みは、企業としての環境への責任を果たすために重要なステップとなります。

滋賀工場は2003年に化粧品製造工場として設立され、2011年には初めての太陽光発電システムを導入し、これまでに全電力の約16%を賄ってきました。しかし、今回の増設により、その発電量は年間約150万kWhに達し、電力自給率は約50%になる予定です。この新たな設備は、企業が持続可能な社会を実現するための一環として位置付けられています。

PPAモデルの導入



新たに導入された太陽光発電設備は、PPA(Power Purchase Agreement)モデルを用いています。このモデルでは、発電事業者が工場の屋根に太陽光パネルを設置し、発電した電力を直接購入する仕組みです。ファンケル美健にとって、PPAモデルの採用は初めての試みであり、電力の自給能力を向上させるだけでなく、環境に優しいエネルギー利用を推進しています。

環境への意識の高まり



ファンケルグループは、環境保護を重要視しており、2050年度にはCO2排出量を実質ゼロにすることを目指しています。今回の設備増設は、この目標に向けた一歩として位置づけられています。同社は、再生可能エネルギーの利用拡大や省エネルギーの促進に力を入れており、国内の3つの工場や関西物流センターに太陽光発電設備を設置しています。

滋賀工場の見学ツアー



また、滋賀工場では見学ツアーが実施されており、2024年にはリニューアルされたプログラムが用意されています。このツアーでは、ファンケルの無添加化粧品の製造プロセスや環境への取り組みについて楽しく学ぶことができます。タッチポイントにはフォトスポットやカプセルトイもあり、参加者は環境意識を高めながら楽しむことができます。所要時間は約75分で、参加費は無料です。予約は企業の公式サイトから可能です。

繁盛する滋賀工場と未来のビジョン



ファンケル美健の滋賀工場は、地域社会の中での存在感を高めながら、持続可能な未来に向けた取り組みを推進しています。今回の太陽光発電設備の増設は、その一環としての重要な施策であり、同社の今後の展望を示すものとなっています。環境問題に取り組む姿勢は、企業としての姿勢を反映し、多くの人々に影響を与えることでしょう。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社ファンケル
住所
神奈川県横浜市中区山下町89番地1
電話番号
045-226-1200

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。