フラジェリンとミュートスが提携
2018-08-29 16:00:15

フラジェリンとミュートス、新たな製薬支援クラウドサービスを発表

フラジェリンとミュートス、新たな製薬支援クラウドサービスを発表



製薬・医療業界のデータ活用を強化するための新たな一歩が踏み出されました。テクノロジースタートアップの株式会社フラジェリン(Flagellin Inc.)は、医療業界における生産性向上を目指し、株式会社ミュートスとの業務提携契約を締結しました。

業務提携の目的とは


この業務提携は、フラジェリンが長年にわたり構築してきた医療データベースを活用し、製薬・医療業界の各プレイヤーに向けた営業支援クラウドサービスを提供することを目的としています。フラジェリンは、医薬品に関するデータを約2万件、医療施設は約22万件を保有しており、さらに年間500万人の患者数や1,500万枚の処方箋枚数といった実績を持っています。

製薬企業は現在、急速に増加するヘルスケアデータを利用し、医療費の管理やビジネスの向上を図ろうとしているものの、社内にデータ分析に特化した人材が不足しているという課題があります。この提携を通じて、フラジェリンとミュートスはその課題に立ち向かい、マーケターやMR(医療情報担当者)の生産性を向上させることを目指します。

具体的なサービス内容


具体的には、ミュートスが提供している製薬会社向けの営業支援システムにフラジェリンのデータベースを融合させることで、営業支援クラウドサービスを構築します。これにより、アナリティクス人材がいない企業でも、効果的にデータを活用し、市場の見える化や予測、ターゲティングなどの高度な分析を自動で行えるようになります。

例えば、ユーザーは簡単な指示を入力することで、リアルタイムな市場動向を把握し、売上予測やマーケティング戦略の策定が可能になります。さらに、機械学習を活用することで、今後の市場のトレンドを予測する能力も向上します。このように、フラジェリンとミュートスが提供するサービスは、製薬業界においてデータ活用を加速させる大きな力となるでしょう。

フラジェリンの概要


フラジェリンは、2017年に設立され、東京都世田谷区に拠点を置く企業です。CEOの阪本怜氏が率いる同社は、「製薬・医療業界の働き方をシンプルにする」というミッションを掲げ、データ分析サービスの提供によって業界の変革を目指しています。

  • - 会社名: 株式会社フラジェリン(Flagellin Inc.)
  • - 設立: 2017年6月
  • - 所在地: 東京都世田谷区三軒茶屋1-5-9-304
  • - 事業内容: 医療業界のデータベース・分析サービス、セールス&マーケティング支援SaaSの開発・販売
  • - 会社HP: フラジェリン公式サイト
  • - お問い合わせ: [email protected]

この新たな提携により、製薬・医療業界はさらなる進化を遂げることが期待されます。

会社情報

会社名
株式会社シャペロン
住所
東京都世田谷区三軒茶屋1-5-9304
電話番号
03-6805-3392

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。