しまなみブルワリーが誇る『しまなみ超レモンサワー』
広島県尾道市に拠点を置く株式会社しまなみブルワリーが、10月15日に発表された2025年度グッドデザイン賞を受賞しました。同社が提供する『しまなみ超レモンサワー』が、国内のマイクロブルワリー製造のクラフトビールとして初めてこの栄誉に輝いたのです。
受賞の背景
グッドデザイン賞は、日本デザイン振興会が主催する、日本を代表するデザイン評価制度です。受賞製品は、2025年11月に東京・六本木の東京ミッドタウン에서開催される「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」にも展示される予定です。この受賞は、デザインだけでなく、製品自体の品質や独自性も評価された結果だと言えるでしょう。
『しまなみ超レモンサワー』の魅力
通常のレモンサワーは蒸留酒を基に作られますが、『しまなみ超レモンサワー』はクラフトビールの発酵技術を駆使して作られた新しい醸造酒です。この製品は、程良い発酵の香りと甘みが特徴で、ほぼ透明なハードセルツァーとして位置付けられています。
数回の試行錯誤を経て、まろやかな味わいを実現したこのお酒には、尾道の特産である瀬戸内産レモンが惜しみなく使われています。
ふたつの楽しみ方
このサワーは、氷を入れても入れなくても楽しめる2通りの飲み方があります。氷を入れることで、きりっとした飲み口に変わりますし、氷なしの場合はレモンの酸味や自然な甘みがより引き立つため、それぞれの状況に応じた豊かな味わいの変化を楽しむことができます。
デザインの評価
グッドデザイン賞の審査委員からは、『しまなみ超レモンサワー』のシンプルでありながら存在感のあるパッケージが高く評価されました。クラフトビールやRTDが溢れる市場において、どうやって消費者の興味を引くのかという工夫がされています。このデザインは、日本酒の世界観を持つものであり、独自の高価格帯の飲料としてのポジショニングが期待されています。
しまなみブルワリーの歴史と哲学
しまなみブルワリーのオーナー・松岡風人氏は、ビール作りでの職人の経験やテクニックを駆使して、雑味のないビール本来のうまさを追求しています。特にラガースタイルのクラフトビールにこだわり、食事とのペアリングを意識しながら、地元でも愛されるビール作りを行っています。
今後の展望
今後も『しまなみ超レモンサワー』をはじめ、多様なクラフトビールを展開し、広島の味を全国に届けていく計画が進められています。地元の素材を活かし、消費者に愛される商品作りを目指すしまなみブルワリー。これからの展開にも目が離せません。
ぜひ、公式サイトを訪れて、その魅力をご自身の舌で確かめてみてください。活気ある広島の地で生まれたこの素晴らしいサワーが、全国の皆さまの手元に届くのを楽しみにしています。
公式サイト:
しまなみブルワリー