シンフォニーマーケティングが女性活躍推進でえるぼし認定を取得

シンフォニーマーケティングが女性の活躍推進で注目

東京都に本社を置くシンフォニーマーケティング株式会社は、2024年7月24日、女性の活躍を推進する優良な企業として、厚生労働大臣より「えるぼし」2つ星の認定を受けました。この認定は、女性が職場で活躍するために具体的な施策を講じている企業に与えられるもので、同社の取り組みが評価されました。

えるぼし認定制度の概要

「えるぼし」は女性活躍推進法に基づく認定制度で、企業が女性の就業環境の改善に向けて計画を策定し、実施することにより評価が行われます。この制度の中では、5つの評価項目が設定されており、企業はそれに基づいて評価されます。具体的には、採用、継続就業、労働時間、管理職比率、そして多様なキャリアコースなどが含まれています。

女性管理職比率の向上

シンフォニーマーケティングは、管理職に占める女性の比率が業界平均の約4倍に達する41.7%を記録しました。この数字は同社のリーダーシップにおける女性の活躍を示しています。特に、取締役のうち2名が女性であり、社長を除く主要ポジションでも女性が選ばれている点が高く評価されています。

多様なキャリアコースの提供

同社は、女性が結婚や出産、介護などのライフステージに伴ってキャリアを諦めることなく働けるよう、新たな人事制度を導入しました。この制度では、必要に応じて一般職を選択することが可能で、安定したキャリア構築が支援されています。また、年齢や性に関わらず公平に採用が行われており、30歳以上の女性が正社員として多く採用された実績もあります。

働きやすい環境の整備

正社員における女性の割合は48.9%となり、業界の平均である24.9%を大きく上回っています。これは、長時間労働を避ける取り組みの成果として評価されています。同社では、労働時間の管理を厳守し、誰でも働きやすい環境を実現しています。

今後のビジョン

シンフォニーマーケティングは、2028年までに男女両方の社員が成長できる環境を整えるための行動計画を策定中です。目指すべきは、営業職における女性の割合を40%以上に引き上げること。さらに、社外への情報発信も強化し、企業の状況を明示化していく方針です。また、自己啓発支援を充実させ、性別を問わず管理職として活躍できる人材の育成を目指しています。

シンフォニーマーケティング会社概要

シンフォニーマーケティングは、1990年に設立されて以来、35年以上にわたりB2B企業に特化したマーケティング支援を提供してきました。600社以上の企業をサポートし、近年は「マーケティング・オーケストレーション」サービスとして、戦略立案から人材育成、ウェブ制作まで一貫したサービスを展開しています。

今後もシンフォニーマーケティングが地域における女性の活躍を推進し、様々な業界の企業が多様性を受け入れる流れを先導することが期待されます。