香港エクスプレス新機材
2023-04-03 09:00:02
香港エクスプレスが新型A321neoを導入し航空旅行需要に応える
香港エクスプレス、初のA321neoが到着
香港エクスプレスが新たに導入した最新鋭のA321neoが、航空旅行需要の回復を背景にデビューを果たしました。このセレモニーには、香港の民間航空局、空港公団、そして香港エクスプレスの経営陣が出席し、新たな一歩を記念しました。
CEOのマンディ・ング(Mandy Ng)氏は、特に海外旅行への需要が堅調に推移しているこのタイミングでの新機材受け入れに喜びを表明しました。「このアップグレードは、アジアへの路線拡大における重要なマイルストーンであり、香港が再び国際的な舞台に立つことを証明するものです」と述べ、期待を寄せました。
新型A321neoは、香港、グレーターベイエリア(粤港澳大湾区)を含むアジア地域のレジャー旅行需要の急復活を受け、その役割がますます重要となっています。2022年9月の便数はコロナ前の10%でしたが、2023年2月には80%以上に回復。夏季には週500便以上を運航し、コロナ前を上回る計画も。こうした強い成長は、香港エクスプレスにとって明るい未来を示唆しています。
A321neoは、エアバスの単通路機の中で最も長い胴体を持ち、236席を設けられています。座席数が増えたにもかかわらず、18インチの快適な幅を持つモダンなデザインを採用し、乗客のスペースも確保されています。広い通路と上部収納スペースが設計されており、乗降のスムーズさも向上しています。また、キャビンクルーの作業スペースも広がり、効率的な運航が可能です。
このA321neoの導入は、香港エクスプレスとしての格安航空会社としてのビジネスモデルを維持しつつ、持続可能な運航を目指す姿勢を象徴しています。最新エンジンや空気力学の技術革新により、燃料消費を最大20%削減。環境への配慮も進めています。さらに、2023年後半には「旅客カーボン・オフセット・プログラム」の導入も計画中で、詳細は今後発表される予定です。
現在、香港エクスプレスは5機のA320ceo、10機のA320neo、11機のA321ceo、1機のA321neoを含む27機を運航しており、機体の平均年齢は5.7年と新しい体制を整えていることがわかります。また、新型機のお披露目セレモニーでは、象徴的な紫と白の色合いが施された塗装が公開され、香港エクスプレスの新しいブランドアイデンティティを反映しています。
加えて、RECAROがデザインしたSL3710シートを搭載しており、このシートは同カテゴリーで最軽量という特長を持ち、環境負荷を抑える設計がされています。香港エクスプレスはIATA安全監査プログラム(IOSA)認定航空会社として、安全な運航を徹底し、乗客と乗務員の安全を最優先にしています。
旅行予約の詳細や最新情報は、公式ウェブサイトやフェイスブック、インスタグラム、ツイッターで確認が可能です。
香港エクスプレスは、アジア市場における航空の新しい基準を打ち立てており、今後の展開にも期待が寄せられています。きっと多くの旅行者にとって、快適で環境に配慮した空の旅を提供することでしょう。
会社情報
- 会社名
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香港エクスプレス
- 住所
- 7th Floor, One Citygate, 20 Tat Tung Road, Tung Chung, Lantau, Hong Kong
- 電話番号
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