新たなキャリアの扉を開く「起業家精神講座」
山梨県北杜市で、3月11日(水)に高校生を対象とした初の「起業家精神講座」が開催されます。この講座は、将来のキャリア選択肢を広げるための取り組みとして、独立行政法人中小企業基盤整備機構と日本政策金融公庫の後援を受け、行われるものです。具体的には、経営をテーマにしたボードゲームを使用したワークショップを通じて、参加者が経営の実体験を学ぶ機会を提供します。
対象は北杜高等学校の1年生32名
本講座は、山梨県立北杜高等学校の1年生32名を対象に設定されています。若い世代に「起業」という新たなキャリアパスを提示し、地域経済の未来を担う人材を育成することを目指しています。北杜市では、近年、進学や就職を理由とした若年層の都市部への流出が課題となっているため、このような講座が重要です。
地域経済への貢献を意識したプログラム
北杜市では、創業支援施策や移住者の増加により、新規創業が活発に行われています。令和6年度には、山梨県内で2番目に多い創業支援実績があり、地域経済が活況を呈しています。このような現状を踏まえ、若年層にも地域での創業や多様な働き方を選択肢として考えてもらうことが重要です。この講座を通じて、実社会に即した経済活動についての理解を深めることが狙いです。
実施内容と専任講師の紹介
講座では、実際の経営疑似体験を行うために、ボードゲーム「ビズストーム」を使用します。このゲームを通じて、生徒たちは経営資源の配分や市場分析、組織運営の基本を学びます。特に、講師として招かれるのは株式会社プロデューサー・ハウスの荒井ゆき氏です。彼は中小企業診断士の資格を持ち、100回以上の研修を実施してきた経験を基に、実践的なプログラムを提供します。
今後の展開
今回の講座は、次年度以降の年間プログラムを見据えた導入編です。北杜市では、これを機に様々なビジネスプラン作成支援や、高校生ビジネスプラン・グランプリへの参加を促進するためのセミナーも企画しています。これにより、体系的な起業家育成を進めることを目指しています。
まとめ
「未来を創る―高校生のためのアントレプレナーシップ講座」は、地域経済の未来を担う若者を育てる重要なステップです。講座を通じて、新しい視点を持つビジネスパーソンの育成が期待されています。ぜひ、この機会を逃さず、新たなキャリアの第一歩を踏み出してください。