医療法人医誠会が主催した「ニチニチ未来EXPO」では、8月3日・4日、城東スギタクレストホールで「看護師になってみよう」というおしごと体験ブースを展開しました。この取り組みは、地域の子どもたちに医療職の魅力を直に感じてもらおうという意図を持っています。参加者は39組51名、親子での参加が多く、看護体験を通じて医療職の実態を理解する貴重な機会となりました。
このイベントでは、血圧や脈拍の測定、パルスオキシメーターによる酸素濃度の計測、心音の聴診、さらには包帯の巻き方など、多岐に渡る実践的な体験が用意されました。特に、子どもたちが聴診器を用いて心音を聞いたり、親や看護師に手伝ってもらいながら包帯を巻く様子が印象的でした。参加者からは、「看護師さんが親切に教えてくれて楽しかった」「聴診器で自分の心臓の音が聞けて嬉しかった」といった感想が寄せられ、体験の満足度が伺えます。
医療法人医誠会は、地域貢献を目指しており、このイベントは市民とのコミュニケーションを深める一環です。看護師たちが未来の医療従事者たちにその職業の意義や魅力を伝えることを重視し、地域の若者たちが医療に対して興味を持ち続けることを目指しています。イベント会場は、ダンスや絵画教室など多彩なブースが並び、子どもたちにとっては特に楽しい一日となったことでしょう。
医誠会国際総合病院の看護師たちが、実際に血圧の測り方や包帯の巻き方をレクチャーし、地域とのつながりを大切にしています。今後も同様のイベントを催し、住民が病院をより身近に感じられるよう努めていく公告があります。
このイベントを通じて、将来医療に携わることを夢見た子どもたちは、自身の可能性を実感し、医療業界に対する理解を深めるきっかけを得たようです。市民の健康を守るために、医療法人医誠会は様々な取り組みを今後も継続して行くことを約束しています。
また、医誠会国際総合病院は、救急医療のシステム充実を目指し、クラウドファンディングによる救急車増台のプロジェクトを行っており、今回はその周知活動も併せて行いました。医療現場で生きる若者たちを育成するためにも、こうした取り組みは非常に重要です。地域を支える医療機関として、これからも民間および公共のイベントに積極的に参加し、より多くの人々に医療の大切さを伝えていくことでしょう。医療の未来は、こうした地道な活動の積み重ねによって築かれていくのです。