京都府とスタジオスポビーが脱炭素社会を目指す協定を締結

2023年4月、京都府と株式会社スタジオスポビーは、脱炭素社会への転換を促進するための連携協定を締結しました。この協定は、府民や地元の事業者に対して脱炭素行動の変容を促すことを目的としています。また、具体的な啓発活動や環境保全を通じたウエルビーイングの実現についても取り組む予定です。

脱炭素エキデン京都プロジェクトの概要

この協定の一環としてスタジオスポビーは「脱炭素エキデン京都」という新たなプロジェクトを発足しました。これは、地元府民や企業の従業員に脱炭素型ライフスタイルの実現を促すもので、日常における脱炭素活動を可視化できるアプリ『SPOBY』を活用します。これにより、ユーザーが自らのCO2削減貢献量を把握し、具体的なアクションを取ることを促進します。

脱炭素エキデン京都は、働く世代や一般市民が脱炭素行動を実践し、その成果を未来の世代に繋げることを目指しています。このプロジェクトは官民協力のもと行われ、地域全体での脱炭素化を推進する重要な取り組みとして位置づけられています。

企業向け説明会の開催

さらに、4月7日と8日には、京都府と共同でこのプロジェクトに関連する企業向けの説明会が開催されます。説明会では、近年注目を集める「個人脱炭素」の取り組みや、企業内での脱炭素行動促進に関する事例を紹介します。また、企業がこのプロジェクトに参加する意義を共有する機会となりますので、関心のある企業はぜひ参加を検討してください。

説明会概要

- 日時

- 令和7年4月7日（月）10:00〜11:00
- 令和7年4月8日（火）15:00〜16:00

- 形式

オンライン（Zoomウェビナー）

- 参加費

無料

- 申込み

こちらから参加お申し込みができます

エコライフアプリ『SPOBY』の魅力

脱炭素エキデン京都プロジェクトでは、主に『SPOBY』というエコライフアプリを用います。このアプリは、ユーザーが環境行動を計測し、脱炭素量を可視化できる機能を持っています。具体的には、徒歩や自転車での移動を促進するための機能や、マイボトルの使用、リモートワークの推進など、日常の様々な行動が対象となります。

貯まった脱炭素スコアは、特典と交換できるため、利用者は楽しみながら脱炭素行動を続けられる仕組みになっています。また、2024年からは大阪府や兵庫県でもプロジェクトが実施される予定で、今後は愛知県や福岡市など、全国的な展開に向けた活動が期待されています。

スタジオスポビーの使命

スタジオスポビーは「人の行動変容を促進し、社会課題を解決する」という企業ビジョンのもと、2022年5月から脱炭素と健康を実現するアプリ『SPOBY』の提供を開始しました。このアプリは環境省や脱炭素先行地域でも採用されており、その先進的な取り組みは高く評価されています。

脱炭素社会の実現には、一人ひとりの行動が重要です。スタジオスポビーは、今後も皆が持続可能な社会を目指し、脱炭素行動を推奨していくことでしょう。京都府としても、こうした取り組みを通じて国際的な環境目標に貢献していく姿勢を示しています。