スリーシェイクと電通デジタルが手を組んだ新たな取り組み
株式会社スリーシェイク(本社:東京都新宿区)は、電通デジタルとの間で、クラウド型データ連携ツール「Reckoner(レコナー)」に関するパートナー契約を締結しました。この協力により、両社はデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を一層強化し、企業への支援を広げる狙いです。
DX推進の現状と課題
2020年のコロナウイルス危機以降、デジタル化が急速に進む中、多くの企業がDXに向けた取り組みを強化しています。しかし、データがさまざまな部門やシステムに分散しているため、スムーズなデータ活用が難しいのが現状です。特に、プログラミングのスキルが必要なため、効率的なデータ連携が障壁となっています。
このような課題を持つ企業に対し、スリーシェイクが提供する「Reckoner」は、100以上のSaaSをノーコードで簡単に連携できるプラットフォームです。これにより企業はデータドリブンな業務を推進しやすくなります。
パートナーシップの背景
電通デジタルは、これまでに多くの企業のデータ活用を支援してきました。しかし、データの管理と運用がますます複雑化し、高度なスキルが求められるようになっています。パートナーシップにより、双方のノウハウを活かし、クライアント企業に対してより柔軟なデジタルマーケティング支援を行うことができます。
Reckonerの特徴と利点
「Reckoner」は、データの集約や加工、連携を簡単に実行できるクラウドサービスです。マウス操作だけでデータ連携が可能で、プログラミングの知識がなくても利用できます。初期投資や運用負担が軽減されるため、現場の担当者が主体となってデータを活用する環境が整います。
また、kintoneやSalesforce、Google BigQuery、SmartHRなどといった多種多様なSaaSとの連携が可能で、企業はデータ運用の効率化を図ることができます。
企業の成長に貢献する
スリーシェイクの代表、吉田拓真氏は「データのサイロ化が経営課題である現代において、ノーコードで多彩なSaaSと連携可能なReckonerと電通デジタルのノウハウを結集することで、クライアント企業に新たなビジネス価値を提供できると確信している」と述べています。
一方、電通デジタルの副社長である小林大介氏は、デジタルマーケティング領域での高度なデータ管理が求められる現状を踏まえ、このパートナーシップがクライアント企業の成長に寄与することを期待しています。
まとめ
今後、スリーシェイクと電通デジタルは「Reckoner」を通じて、企業のDX推進やビジネス変革を強化していく方針です。この取り組みにより、企業はより効率的で効果的なデータ活用が可能になることでしょう。両社の今後の展開にも期待が寄せられています。