株式会社アイティフォー、次世代ECシステムの開発を開始
株式会社アイティフォーは、東京都千代田区を本社に持ち、長年ITソリューションを提供してきました。この度、同社は次世代ECシステムの開発に着手することを発表しました。この新システムは、従来のパッケージよりも柔軟性や拡張性を高め、さらに導入や運用にかかるコストを抑えることを目指しています。
次世代ECシステムは、世界トップクラスのコマースプラットフォームであるShopifyを活用して開発されます。Shopifyのパートナーとしての位置づけを得たアイティフォーは、同社の支援を受けながら、約二年間でシステムを完成させる予定です。開発の完了とサービス提供は2025年9月を予定しています。
ECソリューション事業の歴史と必要性の変化
アイティフォーは1999年に初めてECシステムを市場に導入し、2004年には自社開発のECサイト構築パッケージ「ITFOReC」を提供開始しました。以来、全国の顧客に向けてECシステムを供給し、急速に拡大する市場と多様化する顧客のニーズに対応するため、システムの柔軟性や拡張性を高める必要があると認識しています。
次世代ECシステムに期待されるメリット
開発にあたっては、Shopifyの協力をフルに活用し、ユーザビリティや購買体験の向上を図ることが狙いです。この次世代ECシステムでは、アイティフォーが手がける小売業向け基幹システム「RITS」とShopifyを組み合わせることで、顧客の運用効率を上げ、コスト削減にも寄与することを目指します。
今後の展望と受注目標
新システムは、特に百貨店など地域密着の事業者にとって役立つプラットフォームとして期待されています。アイティフォーは、2025年度には既存顧客を中心に5件の受注を目標にしています。地域の事業者と連携しながら、顧客ニーズに応えるシステムを充実させていく姿勢を示しています。
Shopifyの影響力
Shopifyは、カナダのオンタリオ州オタワで創業された企業で、世界的なコマースプラットフォームを提供しています。さまざまな規模の事業者に対し、コマースの立ち上げから運営まで一貫したサポートを行い、多くの国で親しまれています。アイティフォーは、Shopifyの技術を組み合わせることで、よりクオリティの高い顧客体験を実現することを意図しています。
アイティフォーの企業概要
株式会社アイティフォーは、1972年の設立以来、地域のお客様に向けたITソリューションを提供してきました。1983年には、日本初の延滞債権管理システムを開発し、その後も自治体や小売業界、コンタクトセンター向けのサービスを展開しています。キャッシュレス決済やセキュリティ分野でも活躍し、地方創生へ貢献している企業です。顧客や社会のニーズに応え、新しい価値を提供する姿勢が今後も求められています。
詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。
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