スマートビルディングの未来を切り開くFarnell
東京都に本社を持つFarnellは、2025年に向けて建物のスマート化を進めるべく、重要な一歩を踏み出しています。建物の自動化や持続可能なイノベーションに貢献するために、IoTと人工知能(AI)、データ分析などの先進技術を取り入れ、エンジニアたちが効率的に設計や開発を行える環境を提供しています。
エンジニアの支援に特化した製品ライン
Farnellは、エンジニアが新たなスマートビルディングソリューションを創造するために必要な部品を供給しています。具体的には、Amphenol、ams OSRAM、アナログ・デバイセズ、Arduino、エマソン、NI、村田製作所、パナソニック、Power Integrations、ルネサス、Raspberry Pi、TE Connectivityなどの名だたるサプライヤーと提携し、幅広い製品を揃えています。これにより、よりスマートで応答性の高い建物の開発が可能になります。
スマートビルディングにおける革新
同社のプロダクトマーケティングおよびElement14コミュニティのグローバルディレクター、アンドレア・テオドレスク氏は、"物流、HVACシステム、環境制御、セキュリティの最適化に注力し、エンジニアに必要なツールを提供することで革新を促進しています"と述べています。
スマートインフラストラクチャのための主要技術
- - アナログ・デバイセズ株式会社:煙検出用のADPD188BI統合光モジュールや、低複雑性ネットワークを提供するADIN2111など、エネルギー効率に優れたコンポーネントを提供しています。
- - Raspberry Pi:AI対応のRPi 5コンピュータや、低コストのIoTプラットフォームを提供するCompute Module 4など、スマートシステムの開発を支援します。
- - Arduino:Portenta、Opta、Niclaといったセンサーを用いて、エッジ処理と自動化を実現します。
- - エマソンNI:mioDAQを用いて、正確な計測とシームレスなユーザーエクスペリエンスを提供。
- - TE CONNECTIVITY:信頼性の高い接続性を実現するための高密度コネクタやハイブリッドソリューションを提供しています。
未来のテクノロジーの基盤を築く
Farnellは、電子・産業システムの設計から保守、修理用の製品と技術を迅速に提供する企業として、80年以上の歴史を持ちます。24時間365日体制でのサービスを通じて、エンジニアやデザイナーが必要とするあらゆる要素を揃え、未来のテクノロジー構築をサポートしています。
Farnellは、North AmericaではNewarkのブランドで、ヨーロッパと中東およびアフリカではFarnell、アジア太平洋地域ではelement14として営業を行っています。連携を強化し、エンドツーエンドのサービスを提供することで、顧客のニーズに即したきめ細やかな対応を実現しています。
詳細情報
Farnellのスマートビルディングソリューションの詳細や製品情報は、公式ウェブサイトで確認できます。