株式会社揚羽は、最新の人工知能(AI)技術を活用し、社内の生産性向上や顧客へのマーケティング支援を強化するため、明治大学総合数理学部教授の櫻井義尚氏とのアドバイザリー契約を締結したことを発表しました。
同社は2024年6月に「AI事業研究チーム」を発足させ、社内業務の効率化に加え、顧客の課題解決に貢献するAIソリューションの開発に取り組んでいます。今回のアドバイザリー契約は、AI事業の更なる強化を目的としたもので、櫻井氏の知見と経験を活かし、顧客向けAIソリューションの開発やマーケティング領域におけるデータ分析の精度向上を図っていく方針です。
櫻井氏は、機械学習システム研究室を牽引し、AI技術開発やデジタル変革に関する数々のプロジェクトを率いてきた実績を持ちます。特にマーケティング分野におけるデータサイエンス研究にも深い知見を持ち、同社のWebマーケティング強化にも貢献していくことが期待されます。
同社は、櫻井氏のアドバイスを通じて、AI技術を活用した社会課題解決や企業価値向上を目指し、AI事業戦略を積極的に推進していくとしています。
櫻井義尚氏について
櫻井義尚氏は、2005年に電気通信大学で博士(工学)を取得後、東京電機大学情報環境学部助手、助教などを経て、2021年から明治大学総合数理学部教授に就任しました。これまで、機械学習を用いた自然言語処理システムや金融分析、需要予測などの研究開発に携わってきました。また、2016年にはNRIマーケティング分析コンテストでチームを入賞に導くなど、近年はマーケティング分野におけるデータサイエンス研究にも積極的に取り組んでいます。
櫻井義尚氏のコメント
櫻井氏は今回のアドバイザリー契約について、「AI技術は目覚ましい発展を遂げ、様々な可能性を秘めています。日本が国際市場で競争力を維持していくためには、AIや機械学習の活用が不可欠です。しかし、機械学習を実際のビジネスに活用するには、多くの課題が残されています。私はこれまで、様々なAIプロジェクトに関わる中で、機械学習のビジネス活用における課題解決のための技術研究を進めてきました。アドバイザーとして、AIのビジネス活用をサポートすることで、日本の企業が国際競争を勝ち抜くためのお手伝いができれば幸いです。」と述べています。
株式会社揚羽について
株式会社揚羽は、2001年設立のブランディング支援企業です。コーポレートブランディング、パーパスブランディング、サステナビリティブランディングなど、様々なブランディング支援サービスを提供しています。同社は、クライアント企業のブランディング戦略を支援し、日本のビジネスシーンをより活気のあるものにすることを目指しています。
今後の展望
株式会社揚羽は、櫻井氏の知見と経験を活かし、AI技術を活用したサービス開発やマーケティング戦略の強化を進めていくことで、顧客満足度向上と企業価値向上を目指しています。