少子高齢化とボランティア
2025-11-08 16:46:25

結婚相談NPO、新ボランティア制度で少子高齢化問題に挑む

結婚相談NPOの新たな試み



特定非営利活動法人結婚相談NPOが、ボランティア制度を大幅にリニューアルし、そのテーマを「少子高齢化問題の自分事化」と定めました。この取り組みを通じて、少子高齢化という社会的課題に対して、参加しやすい環境を整備することを目指しています。新しく導入されたサービス「結婚相談ドットコム」では、相談役が追加され、より多くの人々が参加しやすくなりました。日本で深刻化する少子高齢化の影響は、将来的には子ども世代に大きな負担を強いることが懸念されています。この問題を他人事とせず、自分たちの問題として捉え、行動することが求められています。

手遅れではない、けれど厳しい現実



結婚相談NPOの理事長である影山氏は、結婚相談NPO設立当初から続く少子高齢化問題を危惧し、行動を起こしました。彼は「将来、子どもに努力不足を責められたくない」という思いから、2013年に仲間と共にこのNPOを設立しました。しかし、12年の時を経て、状況はさらに厳しくなっているとも感じているそうです。影山氏は「完全に手遅れではない」としながらも、問題解決には新たな挑戦が必要だとも語ります。特に、未婚化・晩婚化を要因とする少子高齢化問題は難題であり、自らリスクを取ることが重要だと強調しました。

信用情報サービス「カスタネット」



影山氏が開発を進めた「カスタネット」は、出会いの信用情報をスコアリングするシステムです。利用者が提供する独身証明書などの書類を登録することで、信用スコアが向上します。逆に、情報が古い場合やクレームが入った場合はスコアが下がる仕組みです。このシステムは、出会いのトラブルを未然に防ぐことを目的としていて、特にSNSやマッチングアプリなどでの利用が期待されます。

無料で使える新しい出会いの形



カスタネットは基本的に無料で利用できるため、婚活だけでなく恋活の場でも広く応用できる可能性を秘めています。「少子高齢化問題の自分事化」をテーマに多くの人が参加することで、状況を改善する手助けができると考えています。青年層やこれまで手をこまねいていた人々にも、「何をすべきかが分からない」と思うことなく、参加を促すことが目的とされています。

新しい婚活ボランティア制度



今回の刷新に伴い、新たな婚活ボランティア制度も設けられ、カスタネットおよび結婚相談ドットコムに関連する様々なボランティアが可能となりました。参加者には、集客のお手伝いなどをしながら、少しでも報いる仕組みが導入されています。ボランティア募集の詳細は、公式ウェブサイトで確認できます。興味のある方はぜひ参加を検討してみてください。

共同で未来に向かおう



影山氏は、少子高齢化という問題に対して、社会全体で取り組むべきであると訴えています。自分自身ができる小さなことから始めることが、社会全体を動かす力になりうるのです。結婚相談NPOでは、障がい者の婚活や過疎地の問題への取り組みなど、草の根活動を展開しており、特に「門前払いしない」という理念のもと、誰でも参加しやすい環境を整えています。新しいボランティア制度とともに、多くの人々の協力を得て、共に未来を切り開いていきましょう。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人 結婚相談NPO
住所
東京都武蔵野市吉祥寺南町2-13-4ユニアスオフィス・ワン 405号
電話番号
050-5527-7298

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