令和8年度 秋期特別展 「平城遷都の歴史」
奈良文化財研究所と平城宮跡管理センターが共催する令和8年度 秋期特別展、「平城遷都―「飛鳥・藤原の宮都」から平城へ―」が、平城宮いざない館の企画展示室で開催されることが決定しました。展覧会は、711年に元明天皇が平城遷都を宣言した瞬間から奈良時代をじっくりと振り返る貴重な機会です。この展示では、遷都がもたらした文化や技術の多様性を探求し、特に大陸からの新しい知識や技能がどのように平城京に影響を与えたかを具体的に示します。
平城京の舞台裏
平城京は単なる新しい都ではなく、古都である飛鳥・藤原の宮都から受け継がれた文化や伝統の上に築かれました。展示では、飛鳥・藤原地域から出土した瓦や土器などの考古資料も展示され、両地域の歴史的なつながりについて深く考察されます。これにより、奈良時代の政治と文化の中心地であった平城京の形成過程がどのように進んだのかを理解することができます。
内容の詳解
特別展では、約50点の出品があります。その中には、平城宮跡から出土した藤原宮式の軒瓦、特別に保存された「五十戸家」墨書の須恵器、また石のカラト古墳から出土した貴重な品々が含まれています。これにより、古代の日本の市民生活や文化的な交流が目に見える形で表現されます。
加えて、国連の世界遺産登録の候補となる「飛鳥・藤原の宮都」と、すでに平城京を含む「古都奈良の文化財」の文化的つながりを探ることもできます。この展示を通じて、両地域の独自の魅力を再確認し、未来への架け橋となることを期待しています。
展示詳細
- - 会期: 令和8(2026)年9月19日(土)~11月29日(日)
- - 会場: 平城宮いざない館 企画展示室
- - 開館時間: 9:00~17:00(入館は16:30まで)
- - 休館日: 11月9日(月)
- - 入館料: 無料
この特別展は、縦糸と横糸が織りなす日本の歴史を感じる絶好のチャンスです。ぜひ多くの方にご来場いただき、自らの目で歴史を感じ取っていただきたいと願っています。