アークエルの挑戦
2020-08-24 11:00:06
アークエルテクノロジーズ、トヨタ九州でのCO2ゼロを目指す革新プロジェクト
アークエルテクノロジーズ、トヨタ自動車九州と連携
アークエルテクノロジーズ株式会社は、この度、トヨタ自動車九州と共に革新的な実証プロジェクトを展開することになりました。このプロジェクトは、福岡県宮若市にあるトヨタ自動車九州の宮田工場で実施され、リチウムイオン電池を搭載したフォークリフトの充電の最適化を目指しています。その目的は、2050年までに工場内のCO2排出量をゼロにするというトヨタ自動車九州の目標に貢献することです。
フォークリフト充電の最適化
この実証プロジェクトでは、フォークリフトの運用に関わる様々な要素を分析し、必要なバッテリーの数や充電のタイミングをシミュレーションします。特に、充電最適化アルゴリズムの開発には、東京大学の先端科学技術研究センターから特任助教の辻真吾氏が協力し、最新の技術を駆使した解決策を提供します。
アークエルテクノロジーズの代表取締役、宮脇良二氏は「リチウムイオン電池の充電最適化は、PHVやEVが今後普及する中で非常に重要になってくる」と語ります。公共交通や運送業界など、様々な分野での応用拡大が期待される中、電池をいかに効率的に活用するかが、今後のカギとなるでしょう。
脱炭素化社会への道
アークエルは、単なる企業ではなく、デジタル技術を駆使して脱炭素化社会を実現することを目指すCleanTech企業です。再生可能エネルギーの最適利用を模索し、エネルギー需給やモビリティの最適化を進めるサービスを提供しています。これまでに多くの企業と連携し、デジタル化や新エネルギーへの移行をサポートしてきました。
特に再生可能エネルギーの利用が高まる中、電池はその有効活用において重要な役割を担うことになります。宮脇氏は「私たちの目指すのは、持続可能な未来です。トヨタ自動車九州と共に、この理想を実現していきたい」と述べ、より良い社会作りへの意欲を示しています。
まとめ
この新たなプロジェクトは、アークエルテクノロジーズの革新的な技術によって、多くの業界に変革をもたらす可能性があります。フォークリフトの充電最適化を通じて、企業がどのように持続可能な取り組みを進め、環境に優しい社会を築いていくのか、注目が集まります。そして、このプロジェクトは脱炭素化社会実現に向けた重要な一歩となるでしょう。今後の進捗に期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
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アークエルテクノロジーズ株式会社
- 住所
- 福岡県福岡市中央区大名2-11-13大名偕成ビル7F
- 電話番号
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092-732-7551