一次産業に革命をもたらすアプリ「アクト・アップ」
農業、畜産、水産養殖など、一次産業に特化したクラウドアプリ「アクト・アップ」は、その記録管理機能を一新。新機能『オープンセンサー接続』(2021年11月30日リリース)と『AIカメラ記録』(2021年12月14日リリース予定)により、データ管理の利便性を大幅に向上させます。
データ活用の幅を広げるオープンセンサー接続
『オープンセンサー接続』機能では、さまざまなセンサーをアクト・アップと連携させ、リアルタイムでデータを取り込むことが可能になります。これにより、ユーザーは育成する作物や生産方式に応じて最適なセンサーを選択でき、その結果を統合したデータ分析につなげることができます。現在、Temphawk [Sigfox]やZETAのスマート農業・養殖センサーを含む30種類以上のセンサーに対応しており、さらなるセンサーも今後追加予定です。
この機能の最大の魅力は、多様なセンサーから一元的にデータを収集できる点です。農業や養殖業に特化したセンサーを導入することで、より正確で効率的な生産管理が実現します。
画像解析で効率化するAIカメラ記録
新たに追加された『AIカメラ記録』機能は、Webカメラで撮影した画像をアクト・アップに取り込み、AIによる画像解析を行うことで、自動的にデータを記録します。第一弾のAIモデルとして、養鶏業向けの「ブロイラーの体重推定」が発表されており、これにより手間のかかる体重測定が自動化されます。
従来の方法では、週に数羽の体重を測定するのが限界でしたが、AIカメラを利用することで、1時間ごとに数十羽から数百羽の体重を計測できるようになります。これがもたらす利点は、単なる工数の削減にとどまらず、計測の頻度が格段に増えることで異常の早期発見や原因分析の精度向上も期待できます。
アクト・アップの今後の展開
アクト・アップは、農業・畜産・水産養殖の現場でのリアルタイムな記録と自動集計を行うクラウドサービスとして進化しています。ユーザーにとって負担が少なく使いやすいUIを提供し、新機能を通じてさらなるデータ活用を促進しています。記録データは、レポートやダッシュボードで自動集計できるため、業務ドキュメントの作成も迅速に行えます。
株式会社アクト・ノードは、一次産業および食の流通向けにクラウド、IT、IoT、AIテクノロジーを活用して新たな価値を提供しています。持続可能な未来の実現に向けた取り組みを続けています。
詳細は
アクト・ノードの公式サイトをご覧ください。