猫から学ぶ怒りの温度計
2月22日の猫の日にちなんだSNS投稿キャンペーン『#猫に学ぶ怒りの温度計』が注目を集めました。このプロジェクトは、怒りの感情を数字で可視化する「スケーリング」を通じて、日常のイライラを軽減することを目的としています。特に注目されたのが、2月28日の『バカヤローの日』に発表された優秀作品です。今回の企画は、猫の可愛らしさを借りて、参加者が自分の怒りを見つめ直す趣向となっています。
『バカヤローの日』とは?
この日は、1953年に政治家が衆議院の解散に際して「バカヤロー」という発言をした出来事に由来し、社会の注目を浴びることとなりました。日本アンガーマネジメント協会は、日常生活での怒りを和らげるために、猫をテーマにしたこのキャンペーンを実施しました。
企画の内容
実施期間中、参加者は「怒っている猫」の写真や動画とともに、実生活でのイライラした瞬間を「怒り温度(0〜100℃)」として表現。これにより、感情を客観的に捉えることが求められました。視覚的な猫の表情を通じて、参加者は自身の感情を映し出し、笑いや共感を呼び起こす投稿が多く寄せられました。
優秀作品の発表
選考された優秀作品は、多くの心温まるエピソードが詰まっています。特に目を引いたのは、参加者が猫の表情を借りることで、自己のイライラをユーモラスに変換している点です。たとえば、「治りかけのインフルエンザ、咳がひどくて寝られない」という投稿では、怒り温度が30℃という冷静さが印象的でした。さらに「送られてきた荷物を猫が破いてしまった」といった投稿は、小さなトラブルも笑いへと昇華させています。
受賞作品
以下は、主な受賞作品です。
- - ベスト・アンガー賞:きなこ様(@kinakoro111)
- 怒り温度:30℃
- 出来事:治りかけのインフルエンザで咳がひどい
- 一言:健康第一!
- - にゃんとも前向き賞:チョビスケ親父様(@chobisukeoyaji)
- 怒り温度:10℃
- 出来事:猫が荷物の包装を破る
- 一言:手間が省けた!
- - 会議室あるある賞:taro.ta様(@kojiro_momota)
- 怒り温度:32℃
- 出来事:会議室の使用時間オーバーにイライラ
- 一言:申し訳ないという言葉は?
加えて、他にも多くのユニークな参加が見られ、猫の愛らしさと怒りの感情が絶妙に組み合わさった作品が多数寄せられました。
アンガーマネジメントとは
このように、SNSを通じて怒りの感情を見つめ直すための試みは、アンガーマネジメントの一環です。この方法は1970年代にアメリカで開発され、現在では教育や職場環境においても取り入られています。日本でも、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会が発足し、この考え方の普及に努めています。
まとめ
2月28日の『バカヤローの日』には、猫の持つ癒しの力が改めて認識され、日常生活の中でのイライラをいかに笑いに変えていけるかというテーマが提供されました。今後もアンガーマネジメントの意義が広がり、人々が心を軽くする手助けとなることが期待されます。