EMC GLOBALの設立とその目的
一般社団法人EMC GLOBALが2024年12月に発足し、2025年4月より活動を本格化します。EMC GLOBALの設立は、日本で唯一のアントレプレナーシップ学部を持つ武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)の支援を受け、グローバルな人材育成に特化した取り組みです。
EMC GLOBALの概要
EMC GLOBALは東京都三鷹市に本社を構え、代表理事の伊藤羊一氏が中心となり運営されます。理事には、多様なバックグラウンドを持つ方々が名を連ね、さまざまな視点から団体の方向性を支えています。この団体の目的は、アントレプレナーシップを持った人材を育成し、これらの人材を通じて日本そして世界をより良くすることです。
活動実績
EMC GLOBALの原点である武蔵野EMCでは、2023年12月から2025年3月にかけて、東京都の支援を受けてアントレプレナーシップ教育を行ってきました。この取り組みでは都内の学生を対象に、フィリピン、インドネシア、シンガポール、インド、カンボジアでのピッチツアーやインターンシップを実施しました。これにより、参加した学生たちは現地の大学生と交流し、国際的なビジネス環境に触れることで実践的な経験を積むことができました。
社団設立の背景
武蔵野EMCが行ってきた活動は、東京都の「令和5年度 大学発スタートアップ創出支援事業」の一環としてのものであり、そのプロジェクト期間が終了するのに伴い、今後もアントレプレナーシップを育成するための持続的な活動が必要とされました。これにより、EMC GLOBALとして独立した団体が設立されました。
スポンサー企業と協力の呼びかけ
EMC GLOBALは、アントレプレナーシップを育てるという理念に賛同する企業や個人の協賛を受けています。協力を表明している企業の中には、株式会社アルファドライブ、株式会社キャンパスクリエイト、株式会社ユニコーンファームなどがあり、それぞれの企業がこの取り組みをサポートしています。
インターンシッププログラムの実施
2025年5月8日から10日の期間、日本の東京において開催されるグローバルイノベーションカンファレンス「SusHi Tech Tokyo 2025」に合わせて、海外スタートアップでのインターンシッププログラムが実施されます。このプログラムでは、大学生が現地のスタートアップに参加し、国際的なビジネス環境での実践的な経験が得られるようにマッチングされます。学生たちは、ビデオ会議やメールを活用して企業に関する自己学習を行い、会期中は現地での出展支援などを通じて積極的に活動します。
学生の参加とメンター募集
本インターンシッププログラムに参加したい学生の募集が行われており、さらには社会人メンターも同時に募集しています。学生には国際的なビジネスに関する実践的な経験を与え、メンターには夏期のインターンシップ生への指導を通じて成長の機会を得る場が提案されています。
未来に向けたビジョン
EMC GLOBALの代表である伊藤羊一氏は、世界を舞台に新しい価値を創出できる人材を育てることが必要だと語ります。困難に直面しながらも、志を持って「グローバル・アントレプレナーシップ」を体現する人材の育成に力を入れ、共に未来を創るための仲間を歓迎します。EMC GLOBALはこの理念を基に、次世代の若者たちの挑戦を本気で応援し続けていく方針です。
これからの活動に注目が集まるEMC GLOBALが、どのように日本と世界に影響を与えていくのか、期待が高まります。