eiiconが『BAK』の運用業務を受託
株式会社eiiconは、神奈川県が主催する「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」の令和7年度運用業務を受託しました。この受託は、令和3年度から続き、ついに5期連続となります。eiiconは、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」の運営を通じて、神奈川県内企業の新たなプロジェクトの実現を強力にサポートしていきます。
『BAK』について
「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」は、神奈川県内で活動する大企業や中堅企業と質の高いベンチャー企業が協力し、事業連携プロジェクトを創出することを目指す協議会です。参加企業は905社に上り、企業が抱える課題を解決するためのマッチングなどを行い、事業化に向けた支援を提供しています。また、今年度からは、行政課題の解決にもベンチャー企業の力を活用することが新たな取り組みとして加わります。
eiiconの役割
eiiconはBAKの運営を通じて、神奈川県内の企業に対する企画や運用、PR戦略などを一貫してサポートします。特に今年度は、神奈川県庁の各部署や県内自治体との連携を強化し、行政課題解決のために新しいプログラムを立ち上げる予定です。これにより、県内の企業とベンチャー企業、さらに行政との広範なネットワークを築き、地域経済の活性化に貢献します。
ベンチャー支援の拡充
神奈川県は平成元年度からベンチャー支援の新たなモデル「HATSU-SHIN KANAGAWA」を立ち上げており、最近では「SHINみなとみらい」と呼ばれる新しい拠点も設置されました。ここでは、大企業とベンチャー企業の協力によるオープンイノベーションを推進し、多くのプロジェクトが実現されています。これにより、107件のプロジェクトが生まれ、その中のいくつかは実際に事業化に成功しています。
今後の展望
神奈川県とeiiconの協力により、これまでの成功事例を基に新たなプロジェクト創出に努め、社会課題や行政課題の解決に向けた取り組みを強化していく計画です。これにより、神奈川県から全国に向けて先進的なビジネスモデルを発信し続けることを目指しています。
「BAK」は企業と行政が互いに連携し、共同で新しい価値を生み出す場となるでしょう。また、eiiconはオープンイノベーションの促進を通じて、地域経済の発展に寄与していく所存です。今後の展開にぜひご期待ください。