所沢で新しい風景をつくる「KAWAYA市 Vol.6」
2026年11月7日(土)と8日(日)、埼玉県所沢市でユニークなマーケットイベント「KAWAYA市 Vol.6」が開催されます。このイベントは、地域の人々が集まる公衆トイレ「インフラスタンド」とその周辺の歩行者天国を舞台に、さまざまな出店やアート、音楽が融合する特別な2日間です。
公衆トイレと周辺道路が新しい交流の場に
「KAWAYA市」は、日常的に利用される公衆トイレや道路を活用して、地域の飲食店や作家たちが集まり、新たな交流の場を提供します。公衆トイレ「インフラスタンド」は、2022年に開設され、無料で利用可能な施設です。子ども連れの家族にも配慮し、ベビーベッドや休憩スペース、さらにはWi-Fiが完備されています。これにより、来場者はちょっとした休息を取りながらイベントを楽しむことができるのです。
多様な体験が満載のKAWAYA市
初日である11月7日(土)には、昼間のマーケットが終了した後、特別な夜のイベント「KAWAYA夜」を開催します。夕方から夜にかけてのこの時間帯は、豊かな光と音楽、そして美味しい食事を楽しむ機会です。スティールパンの生演奏や、幻想的な「リキッドライティング」による光の演出が予定されており、昼間とは違った雰囲気を味わうことができます。
アートと地域がつながる体験型企画
KAWAYA市では、子どもから大人まで楽しめるワークショップや体験型企画も充実しています。今年は、ところざわサクラタウンとの連携で特別なアートワークショップが開催され、参加者が描いた作品が冬のライトアップの一部として使用される予定です。透明なアクリル板に自由に絵や模様を描くことで、子どもたちが自分のアートを地域の一部として残すことができる貴重な体験となることでしょう。
このほかにも、段ボールを使った工作体験や、伝統遊びであるオセロやけん玉など、楽しさが広がるプログラムが用意されています。家庭や友人と一緒に楽しめる体験が盛りだくさんです。
地域の未来を考える
KAWAYA市を主催する有限会社石和設備工業は、1969年の創業以来、地域の上下水道工事を通じて地域の暮らしを支援してきました。「KAWAYA-DESIGN」のプロジェクトでは、トイレを単なる設備としてではなく、人と地域をつなぐ場所と考え、その実践の場として「インフラスタンド」を運営しています。
公衆トイレが地域の交流拠点となることで、KAWAYA市は毎年一度の特別な機会として多様な担い手が集まり、普段のまちに新規な風景をもたらします。参加者は食事や買い物を楽しむだけでなく、アートや音楽といった体験を通じて人との出会いを楽しむことができるでしょう。
国内外で高評価の取り組み
「インフラスタンド」はその独自性と地域への貢献が評価され、2023年には「日本トイレ大賞」グランプリ、2025年には「埼玉県建築文化賞」最優秀賞を受賞しました。また、国際的にも評価を受け、2026年には「ゴールデンキューブ賞」のSpecial Mentionに選出されるなど、地域文化や学びの場としての活動が注目されています。
次の一歩と未来へ
KAWAYA市 Vol.6の開催後、有限会社石和設備工業では「インフラスタンド」を水循環式トイレに改修する構想を進めています。この計画は、水を循環利用し、持続可能なトイレの実現を目指すもので、日常的な利用だけでなく、災害時にも対応できるインフラとしての可能性を追求しています。
「KAWAYA市 Vol.6」は、埼玉県所沢市で地域の皆様と共に新たな風景を創出する機会です。ぜひこの機会に足を運んで、新しい交流を楽しんでみてはいかがでしょうか。