Japan Innovation Challenge 2017の開催概要
2017年10月16日から20日まで、北海道上士幌町にて「Japan Innovation Challenge 2017」が開催されます。本大会は、昨年の初開催に続くもので、賞金総額はなんと2,750万円。これにより、参加者は大きなインセンティブを持って、遭難救助に特化したロボット技術の実用化に挑戦します。
大会の目的と参加条件
本大会の主な目的は、遭難や災害時にロボット技術を活用して支援する具体例を提示し、リサーチと製品化の促進を図ることです。また、地域における人材の還流と活性化も重要なテーマです。参加費は無料ですが、事前登録が必要で、審査があります。参加を希望される方は、大会公式サイト(https://www.innovation-challenge.jp/)で詳細をご確認ください。
3つの競技課題
大会は、以下の3つの競技課題から構成されています。
1.
発見:設置されたマネキンを見つけ、位置情報と写真を取得する課題。毎日1組、賞金50万円が授与されます。
2.
駆付:3kg程度のレスキューキットを試験場内のマネキン付近まで運ぶ課題で、賞金500万円が達成チームで分配されます。
3.
救助:マネキンを救助し、所定の地点まで搬送する課題で、賞金は2,000万円。こちらは期間中に1組のみが受け取るチャンスがあります。
特に今年は、初めて夜間の部も設けることで、よりリアルな課題に挑戦する機会が増えます。
開催地:上士幌町の魅力
大会が開催される上士幌町は、さまざまな福祉政策を進める活気ある町です。ふるさと納税の活用によって地域の活性化に貢献し、町内の76%が森林という豊かな自然環境にも恵まれています。ドローン体験会など、ICT関連産業への支援活動も積極的に行っています。
事前説明会の実施
大会への参加を希望する方々に向けて、8月2日に六本木ヒルズで参加者向けの事前説明会が行われます。昨年度の内容や大会のルール、運営方針が説明される予定です。
地域の未来に貢献するロボット
JIC実行委員会は、各競技課題を通じて新たなロボットシステムが全国で活用されることを期待しています。未来の災害時には、ロボットが広く活躍し、多くの命を救う手助けができることを目指しています。地域社会が連帯して支援し合うことで、このビジョンが現実になることを願っています。
大会概要
- - 開催場所: 北海道上士幌町
- - 期間: 2017年10月16日(月)~20日(金)
- - 協賛: 北海道上士幌町、株式会社トラストバンク
- - 賞金総額: 2,750万円
- - 参加費用: 無料
- - 公式サイト: JIC公式サイト
これからも地域社会とテクノロジーが共存する未来を築くため、ぜひこの機会にJICに参加し、自分たちのアイデアを試してみてはいかがでしょうか。