江戸のセンセーションを体験する展覧会
慶應義塾ミュージアム・コモンズで、2025年6月3日から7月2日まで「夢みる!歌麿、謎めく?写楽-江戸のセンセーション」展が開催されます。この展覧会は、経済学者であり、かつて慶應義塾の塾長代理を務めた高橋誠一郎が収集した貴重な浮世絵コレクションを紹介するもので、今回は特に江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿と東洲斎写楽に焦点を当てています。
展覧会の概要
本展は高橋コレクションの公開普及事業の一環で、2回目の開催となります。歌麿は美人画の名手として知られ、写楽は役者絵で名を馳せた浮世絵師です。彼らの作品を中心に、二人の版元である蔦屋重三郎に関連する資料や、同時期に活躍した他の絵師の作品も合わせて展示されます。
さらに、今回は写楽の極めて貴重な浮世絵版画を特別に借用し、訪れる人々がじっくりと鑑賞できる空間が設けられます。美人画と役者絵の競演を、ぜひお楽しみください。
会期と入場について
この展覧会は、前期と後期に分かれて開催されます。前期は6月3日から7月2日、後期は7月7日から8月6日までです。どちらの期間も土日祝日は休館ですが、特別開館日として、6月21日、7月12日、8月2日が設定されています。また、6月23日、7月3日、4日は臨時休館となります。
入場は無料で、予約は不要となっており、訪れる人々が気軽に立ち寄れるようになっています。また、前期と後期の間には一部作品の展示替えが行われるため、2度訪れることで異なる体験ができるのも魅力です。
会場情報
展覧会の会場は、慶應義塾ミュージアム・コモンズの展示室(三田キャンパス 東別館)です。開館時間は11:00から18:00までとなっており、浮世絵の魅力を存分に感じることができるでしょう。
江戸時代の文化を体感できる貴重な機会を逃さず、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。詳細については、慶應義塾の公式ウェブサイトで確認できます。
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— 皆様のお越しを心よりお待ちしております。