2025年オリコン顧客満足度調査が示すカードローンの実力

2025年1月6日、株式会社oricon MEが行った『銀行カードローン』と『ノンバンクカードローン』の顧客満足度調査の結果が発表されました。特に注目すべきは、銀行カードローン部門で『住信SBIネット銀行』が6年連続で総合1位を獲得し、同社の評価が揺るぎないものであることを示した点です。さらにノンバンクカードローン部門では、初めて総合1位に輝いた『アイフル』の快進撃がありました。

銀行カードローン部門の結果

『銀行カードローン』のランキングにおいて、住信SBIネット銀行はまたもや総合1位を達成しました。この調査は2015年以降毎年行われており、今回で10回目の発表となります。住信SBIネット銀行は、特に金利の項目で10年間連続して高い評価を得ており、ユーザーからの信頼を集めています。調査対象者は全国の20歳から69歳までの7589人で、過去5年以内に返済中または完済した人々です。

住信SBIネット銀行の利用者からは、迅速な手続きや金利の低さに対する評価が目を引きます。「住宅購入の融資でとても助かった」「借り換えで返済額が減った」といった具体的な声が寄せられています。また、男性ユーザーからは、アプリでのスムーズな手続きに対する満足度も高いことがわかります。

ノンバンクカードローン部門の結果

次に注目したいのは、ノンバンクカードローン部門での『アイフル』の実績です。アイフルは、調査開始以来初めてとなる総合1位を獲得し、その人気を証明しました。こちらの部門では、全7項目中6項目で1位を記録し、特に「申込み手続き」や「審査対応」といった点でユーザーの期待に応えています。

アイフルに寄せられた利用者の声には、24時間いつでもアプリでの返済や借入が可能な点が強調されることが多いです。「アプリで簡単に操作できるのでとても便利」「キャンペーンも多くてお得感がある」といったリアルな体験が伝わります。また、男性だけでなく女性からの支持も得ており、これが今後の成長に繋がると期待されています。

調査の詳細と今後の展望

この調査は、インターネットを通じて実施され、全国各地のユーザーから寄せられた意見を基にしています。男女別や年代別、地域別の細かなデータをもとに各社の強みが浮き彫りとなりました。『銀行カードローン』部門では特に、金利や利用しやすさが重要な評価項目となっています。一方で、『ノンバンクカードローン』では利便性やキャンペーンの充実度が大きな決定要因となっていることがわかります。

調査結果を受けて、各企業は今後もサービス向上に努めることが期待され、ユーザーにとって選択肢が増えることは嬉しいニュースです。これからの市場では、顧客のニーズに応じた柔軟なサービスがますます求められるでしょう。

現状の満足度がどのように値を変えていくのか、今後も目が離せません。