「ヌーヴェル・エポック」新料理長が登場！独創的フランス料理への挑戦

オークラ東京の新たな挑戦

東京都港区にあるオークラ東京が運営するフランス料理店「ヌーヴェル・エポック」に、新たな料理長として山下亮一が就任しました。これに伴い、2025年9月1日から新しいメニューを提供開始することが発表されています。山下氏は、ミシュラン一つ星レストランでの経験を活かしつつ、日本の食材の良さを生かした料理を展開することを目指しています。

山下亮一料理長の経歴

山下氏は1992年にホテルオークラに入社し、その後オランダのホテルオークラアムステルダムのレストラン「シエルブルー」や南仏の「ラ・メゾン・ジョンヌ」といった著名なレストランで技術を磨きました。その後、2021年にホテルオークラ京都で総料理長を務める中で、和食の出汁を取り入れた料理スタイルを確立しました。また、ヌーヴェル・エポックにおいては伝統的なフランス料理を尊重しつつも、これまでの枠にとらわれない新たなアプローチが期待されています。

シェフパティシエ荒木貴志とのコラボレーション

山下料理長とともに新たな試みとして取り組むのが、シェフパティシエの荒木貴志です。荒木氏は、日本料理「吉兆」やフランス料理「オテル・ドゥ・ミクニ」での経験を活かし、幅広い食材を取り入れたデザートを創造します。特に、新たにスタートする平日限定の「デザートワゴンランチ」では、デザートをワゴンで席まで運び、好きなだけ選ぶことができる仕組みです。

新メニューの魅力

「ヌーヴェル・エポック」では、伝統的なフレンチを踏襲しつつ、独自のエッセンスを取り入れたコース料理が提供されます。例として、ランチコースでは、帆立貝柱のタルタルや甘鯛の松笠焼き、そして特製デザートが組み合わさり、シェフたちの技術と情熱を感じることができます。新しいメニューの中には、菜の花と小海老のテリーヌ、藁で燻した和牛フィレなど、食材の味を最大限に引き出した料理が揃っており、食べる人を魅了します。

食事を彩る素敵な空間

開放感のある「ヌーヴェル・エポック」の内部は、優雅で落ち着いた雰囲気を演出しており、特別な食事の時間を演出します。料理と共に、心地よいサービスや洗練された空間も重要な要素です。オークラのブランドとしてのホスピタリティは高く評価されており、ゲストにとって心に残る体験を提供します。

今後の展望

山下料理長と荒木シェフパティシエによる新体制は、オークラ東京に新たな風を吹き込むことが期待されています。フランス料理の伝統を大切にしながら、現代の感覚を融合させた料理は、多くの食通が待ち望んでいるでしょう。オークラ東京のフレンチ「ヌーヴェル・エポック」で、今までにない美味しい体験が待っています。ぜひとも、彼らの新たな挑戦を楽しみに訪れてみてはいかがでしょうか。