映像制作の新たな舞台が登場
東日印刷株式会社(TONICHI)が提供するロケ地サービス「Tロケ」は、このたび京都市の「紫明会館」と東京都八王子市の「旧修道院」を新たにロケ地として登録し公開しました。これにより、映像制作の幅が広がることが期待されています。
紫明会館の魅力
紫明会館は昭和7年に建設された、国の有形文化財に指定されている歴史的な建物です。鉄筋コンクリートで作られ、外壁にはスタッコ塗が施され、アーチ窓が並ぶスタイルが特徴。パラペットの上部にはスペイン瓦が施されており、アール・デコ風の装飾が内外に施されています。教育施設として設計されたため、講堂や和室もあり、昭和初期の企業や役所などにも適した、重厚感あふれる空間となっています。
旧修道院のミステリアスな魅力
一方、旧修道院は八王子市の街から車で数分の場所に位置し、以前は修道院として使用されていました。この建物は回廊や静寂な礼拝堂があり、古き良き昭和の雰囲気を色濃く残しています。特に板張りの長い廊下は珍しく、様々な設定での撮影が可能です。ホラーやミステリーなどのジャンルでも活用できるため、多彩な映像プロジェクトに対応できます。
昭和レトロなロケ地の登録
今年は「昭和100年」と「戦後80年」という記念の年。8月の終戦記念日を前に、回顧ブームが予測されています。この時期の映像制作に利用できる昭和レトロなロケ地が多く登録されています。さらに、代表的なロケ地として、小田原市の「三淵邸甘柑荘」と大田区の「木造校舎」をご紹介します。
三淵邸甘柑荘
昭和初期に三淵忠彦が建てた数寄屋造りの別荘で、広い芝庭と茶室があります。また、柑橘系の樹木が庭を彩り、昭和の風情が感じられます。
大田区の木造校舎
こちらは戦前の学校建築の特徴が残る貴重な建物。今では会議室や福祉施設として活用されています。都心に近い立地でありながら、レトロな雰囲気を楽しめる特別な場所です。
Tロケの今後
TONICHIの「Tロケ」は、今後も多様なロケ地を登録していく予定です。空いている施設や使用しないオフィス・会議室など、新古を問わず、お問い合わせをお待ちしております。新たな映像制作の舞台を探している方は、ぜひ「Tロケ」のサービスをご利用ください。
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