三菱UFJ銀行が接客AI「Omakase AI」を導入
株式会社ZEALS(ジールス)は、三菱UFJ銀行に向けてマルチモーダルAIエージェントプラットフォーム「Omakase AI」を導入したと発表しました。この取り組みは、顧客が安心して質問や相談ができる接客AIを活用することで、新しいコミュニケーション体験を提供することを目指しています。
「Omakase AI」の役割
「Omakase AI」は、三菱UFJ銀行のデジタル顧客接点における第一弾の施策として、2026年9月から始まる口座開設キャンペーンにおいて展示されます。このキャンペーンでは、顧客が接客AIに直接質問を投げかけ、自らの言葉で情報を取得できる機会が提供されます。これにより、従来の銀行窓口にいるかのような自然な感じで情報を得ることが可能になります。
自然な対話体験と接客の向上
「Omakase AI」の特徴は、その自然な対話品質にあります。ジールスは過去600社以上の企業と連携し、ユーザーの意図を的確に捉えるためのコミュニケーションデザインを行ってきました。そのノウハウを生かして、「Omakase AI」はお客様の状況や発話内容に基づいて、適切かつ分かりやすい情報提供を実現します。また、同プラットフォームは2025年4月、音声接客AIエージェント「Omakase.ai Voice」が国際的な評価プラットフォームで高評価を得るなど、日本国内だけでなくグローバルな市場でも注目されています。
リスク管理機能とセキュリティ水準
「Omakase AI」では、企業が顧客との接点で安心して利用できるように、回答の根拠や範囲を企業ごとに設計する仕組みがあります。ナレッジ管理により、誤った情報の提供を防ぎ、適切な情報への誘導といった顧客サービスの充実を図っています。さらに、ハルシネーション検知機能により、応答において問題の発生が見られる場合には、その記録と分析が行われ、常に改善を図る体制が整えられています。
高いセキュリティ基準の確保
セキュリティ面では、米国公認会計士協会の基準に基づく保証報告書「SOC 2 Type II」を受領しています。これにより、顧客との接点でのAIエージェント利用において、必要なセキュリティ水準が維持されていることが証明されています。
「Omakase AI」による新しい顧客体験の提供
今回の導入を通じて、三菱UFJ銀行は接客AI「Omakase AI」を活用し、口座開設キャンペーンのデジタル案内に新たな体験を提供します。顧客が自分の言葉で質問し、必要な情報をその場で確認できる環境が整い、より身近に感じられる銀行体験を実現します。特に、接客AIがデジタル端末を通じて自然な対話を実現することで、あらゆるユーザーにとって使いやすいサービスが目指されています。
「Omakase AI」の多様な活用シーン
「Omakase AI」は、Web、電話、店舗などさまざまな接点で運用されており、カスタマーサポートや商品説明のほか、企業における人材育成や施設案内にも利用されることが期待されています。これにより、顧客は自分のペースで必要な情報を取得し、スムーズな体験が提供されることが見込まれます。これからのデジタルエコノミーにおいて、「Omakase AI」による新たな接客体験は、企業と顧客の関係をさらに深めるものとなるでしょう。