和田浩一×ヴァルト ZEH住宅
2024-03-07 11:00:02

デザイナーズZEH住宅が全国展開へ!和田浩一氏とヴァルト社の協業で実現

デザイナーズZEH住宅、全国展開へ



日本の住宅市場において、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)化の推進が課題となる中、株式会社ヴァルトと株式会社STUDIO KAZ(代表:和田浩一氏)は、デザイン性と機能性を兼ね備えた画期的なZEH住宅の全国展開を発表しました。

高性能とデザイン性の融合



国がZEH化を推進して10年が経過したものの、戸建住宅のZEH化率は伸び悩んでいます。特に建売住宅では、その普及率はわずか4.6%にとどまっています。その原因の一つとして、ZEH住宅の費用対効果への理解不足や、高断熱化によるデザイン性の制約が挙げられます。

しかし、ヴァルト社とSTUDIO KAZ社の共同開発によって誕生した「森を見る家」は、これらの課題を克服しました。伝統的な在来軸組工法を用いながら、42.2㎡の大空間リビングを実現。大開口サッシから望む森の景色は、住まう人の心を癒します。高性能なヨーロッパ建材を使用することで、高い断熱性能と意匠性を両立。例えば、浴室では優れた建材を用いることで、保温・断熱性能を確保しながら、ユニットバスでは実現できないようなデザイン性を実現しています。

ヨーロッパ建材による高性能



「森を見る家」で使用されている建材は、その性能の高さが特徴です。スイス製の高気密・透湿性木質繊維断熱材「パヴァテックス」、ドイツ製の高断熱トリプルガラスサッシ「ダコ」、そしてドイツの建築資材メーカー「ウルト」の高性能シートなど、厳選された素材が、高い断熱性と気密性を生み出しています。ヴァルト社は、これらの建材と施工技術を全国のZEHビルダーに提供することで、高性能住宅の普及を目指します。

和田浩一氏によるデザイン



インテリアデザイナーとしても著名な和田浩一氏は、「森を見る家」のデザインを手がけました。氏のデザインは、遊び心と品格を兼ね備え、スタイリッシュで洗練された空間を創り出しています。今回の全国展開では、様々な顧客のニーズに対応できるよう、柔軟なプランニングが提供されます。

全国展開に向けた取り組み



ヴァルト社は、2025年からFC(フランチャイズチェーン)形態で全国展開を開始します。既に断熱等級6をクリアし、「森を見る家」は最高水準の等級7を達成しているヴァルト社の住宅は、太陽光発電システムを搭載すればZEH住宅として認定されます。今後、全国の地域密着型ZEHビルダーへ協力を呼びかけ、高性能でデザイン性の高いZEH住宅を普及させていく予定です。

ローンチイベント



3月16日、17日に長野県軽井沢町にてローンチイベントを開催。イベントでは、「森を見る家」を間近で体感できる機会が提供されます。

まとめ



ヴァルト社とSTUDIO KAZ社の協業により誕生したデザイナーズZEH住宅は、高性能とデザイン性を両立した、次世代の住宅と言えるでしょう。この住宅の全国展開は、日本の住宅市場におけるZEH化を加速させる大きな一歩となることが期待されます。

会社情報

会社名
株式会社 ヴァルト
住所
長野県長野市大豆島5215-1
電話番号
026-268-4355

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