日本全国で居酒屋チェーンを展開するモンテローザグループが、自社の業務改善に向けてクラウドPOSレジ「ユビレジ」を導入することが決定しました。この導入は、飲食業界特有のニーズに的確に応える内容となっています。
背景と目的
モンテローザグループは、白木屋や魚民といった多くのブランドを抱え、全国で800以上の店舗を展開しています。近年、新型コロナウイルスの影響もあり、運営費用やスタッフの業務負担を軽減するための改革が必要とされてきました。そこで、コスト効率がよくシステム連携が可能なPOSシステムの導入が検討されたのです。
「ユビレジ」は、従来のタブレットPOSでは実現できなかった基幹システムとの連携を実現し、多様な店舗オペレーションに対応する能力が求められました。2024年7月にはより大規模な導入に対応する「ユビレジ エンタープライズ」がリリースされる予定です。
先行導入の成果
モンテローザグループは、導入決定の前に複数店舗で「ユビレジ」の先行導入を行い、実際の使用感を徹底的に検証しました。結果、店舗からは迅速なオペレーションが評価され、「混雑時にあらゆるスピードが速くて助かる」や「お客様の滞在時間を確認できるようになった」といった称賛の声が上がりました。また、オーダーからキッチンプリンターへの連携がスムーズになることで、スタッフの負担も大幅に軽減されるとのことです。
未来への展望
今後、ユビレジはモンテローザの基幹システムと連携する形で、独自の開発が進められる予定です。821店舗全てにユビレジの導入が完了することで、業務の効率化だけでなく、来店したお客様の満足度向上や売上の増加につなげることを目指しています。具体的には、ユビレジ ハンディやQRオーダー&決済も導入され、テクノロジーの導入を通じて店舗のサービス向上が図られます。
企業概要
株式会社モンテローザは、東京都杉並区に本社を構え、飲食事業を中心に事業を展開しています。ユビレジは、2010年から飲食業界のデジタル化を推進しており、今後も多様な業種に対応したシステムを提供していく意向です。小規模から大規模店舗まで、すべてのニーズに応える新たなレジ体験を提供し、サービス業全体の効率化を目指しています。今後の展開が非常に楽しみです。