名もなき育児とは
2026-08-27 13:23:18

育児シェアの現状と隠れた負担「名もなき育児」の実態とは

育児シェアの現状と隠れた負担「名もなき育児」の実態とは



近年、育児をめぐる意識の変化が世間で話題になっています。特に共働き家庭が増える中、子育てにおいての役割分担が以前よりも進んでいるようです。しかし、新たに浮き彫りになったのが、あまり目立たず、口に出されることの少ない「名もなき育児」という負担です。

名もなき育児の実態とは



大和ハウス工業株式会社は、全国の20~59歳を対象に「家事・育児に関する調査」を実施しました。その結果、共働き世帯では子どもと遊ぶことなどの直接的な育児については夫婦間でシェアする意識が広がった一方、細かい、日常的なタスクについては依然として妻に偏る傾向があることがわかりました。これらが「名もなき育児」と呼ばれています。これには、学校や保育園への持ち物の用意、連絡帳やプリントの確認、予定の管理など、目に見えにくい作業が多く含まれています。

育児における意識の乖離



調査結果によると、育児の一部には夫も関与している一方で、必要なタスクであるにもかかわらず、妻に偏っている作業が存在します。例えば「学校や園への持ち物の名前書き」「連絡帳の確認」「衣類の準備」などがその代表例です。これらの作業は必ずしも目に見えない形で育児の一環として夫婦共有にされることは多くなく、それから生まれる負担は見えにくいものです。

調査の結果、夫婦双方が「名もなき育児」の存在を認識していることも印象的でした。このことは、育児の負担に対する意識差だけでなく、そもそもそのタスクが非常に細分化され、やり方やタイミングが異なるため、お互いが気づきにくいことを示しています。

理想と現実のギャップ



さらに興味深かったことは、負担軽減の理想についての回答です。多くの参加者が「外部サービスに頼らず、家族でシェアしたい」と回答していました。この理想は、単に家事・育児を分担するという意識があるものの、実際にはそれがうまく行えていない状況が明らかになりました。たとえば、「掃除」や「片付け」などは家族で取り組みたいとの希望が高いにもかかわらず、実際には一人に負担が集中してしまっていることが分かりました。

家族全員で関わりやすい環境を作る



このような問題を解決するためには、育児や家事を自然にシェアできる住環境が求められています。大和ハウスが提案する「Smart Made Housing.」は、家族が協力しやすい住まいの設計を目指しており、例えば収納や動線、情報共有の工夫が施されています。

例えば、家族それぞれが持ち物を管理できる「カタヅケロッカー」、子どもの学用品を整理する「お便り紙蔵庫」、そして日常的な家事を家族で共有できる「スタディコーナー」といったアイテムが導入されています。これらの工夫により、育児における「名もなき育児」の負担を軽減し、誰もが気づきやすく、行動に移しやすい環境が整うことを目指しています。

まとめ



今回の調査結果から、共働き家庭における育児シェアは進んでいるものの、あまり目立たない負担である「名もなき育児」が依然として存在し、その解消には住環境や家事の共有仕組みが重要であることが確認されました。今後も家族全員が自然と関わることのできる住まいが求められる中、大和ハウスはその方策を提供し続けることで、時代に即した家庭の育児環境を整えていくことが期待されています。


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会社情報

会社名
大和ハウス工業株式会社
住所
大阪府大阪市北区梅田3-3-5
電話番号
06-6346-2111

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