幻のアートフィルム『ドリーム・アイランド』が再び蘇る！

映画『PERFECT DAYS』が話題を呼ぶ中、その監督ヴィム・ヴェンダースが手がけた幻のアートフィルム『ドリーム・アイランド』にスポットが当たっています。この作品は1990年代初頭に撮影されたもので、今まで見ることができなかった幻の映像が、デジタルリマスタープロジェクトを通じて再び日の目を見ることになりました。そんなプロジェクトをサポートするのは、クリエイティブパートナーとして活動する株式会社QANDOです。

『ドリーム・アイランド』とは？

このフィルムは、世間からはほとんど見られない作品として語り継がれてきました。監督であるヴィム・ヴェンダース本人が「一番好きな作品」と称える『夢の涯てまでも』のレーザーディスク版の特典映像としてのみ存在しています。そのため、ファンや映画関係者の間では幻として長く語られてきました。しかし、ついに都内の倉庫でオリジナルテープが発見され、注目を集めることとなりました。

クラウドファンディングの取り組み

現在、この幻のフィルムをデジタルリマスターし、Blu-ray化やオンライン試写会を実施するためのクラウドファンディングが行われています。プロジェクトの中心人物は、御影雅良氏と仲田早織さんです。特に仲田さんは、亡き父の仕事と向き合わせた思いを抱え、プロジェクトにも強い使命感を持って取り組んでいます。仲田さんは、『PERFECT DAYS』を観たことで、幼少期に父親と共に見た『ドリーム・アイランド』を思い起こし、もう一度楽しみたいという気持ちが芽生えました。

このプロジェクトは、仲田さんと御影氏がそれぞれの思いを込めて展開しているもので、成功すればプロジェクトの裏側を紹介するドキュメンタリーが制作される計画もあるそうです。各地の映画祭への出品も検討されており、期待が高まっています。

QANDOの支援

株式会社QANDOは、映画やアートが好きなスタッフが多数在籍しています。このプロジェクトを通じて、仲田さんの「亡き父の「夢」」を次世代に残したいという熱い思いに感銘を受け、全力でサポートしています。QANDOは、ブランド開発・クリエイティブ開発事業を手掛けており、映画と文化の発展に寄与したいと考えています。