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大学生のキャリア自律を支援するNPO法人ブランディングポートが「ブランディングカード」を制作・販売開始

2022年5月に設立された特定非営利活動法人ブランディングポートは、設立1周年を迎え、大学生向けのキャリア支援ツール「ブランディングカード」の制作・販売を開始しました。このカードは、学生や社会人が自身の「情熱の種＝価値観」を発見するためのツールとして開発されました。

ブランディングポートは、大学生のキャリア支援を通して、多くの学生が「自分が何かを成し遂げたという成功体験や原体験がない」「将来のキャリアプランが描けず、就職活動や社会人になることへのプレッシャーに悩んでいる」という課題を抱えていることを認識していました。そこで、大学生の課題と向き合い、一人ひとりの「情熱の種」に気づかせるためのツールとして「ブランディングカード」が誕生しました。

「ブランディングカード」で、自分自身の価値観を発見！

「ブランディングカード」は、ゲーム形式で自分自身の価値観を発見できるツールです。カードには、様々な価値観を表す言葉が書かれており、使用者同士でカードを交換し、お互いの価値観について話し合うことで、自分自身の価値観をより深く理解することができます。

幅広い層への活用を期待

「ブランディングカード」は、大学生のキャリア支援だけでなく、学校関係者や人事担当者など、幅広い層への活用が期待されています。

キャリアコンサルタント: キャリア選択の判断軸を発見するためのツール
学校関係者: 学生の働くモチベーションを理解するためのツール
管理職: メンバーの相互理解を深めるためのツール
人事担当者・研修講師: 研修内でのコミュニケーションを促すツール
若手社会人: 自身の自己理解を深めるツール

「ブランディングカード」開発の背景

ブランディングポート代表理事の安藤奏氏は、幼少期から芸能活動を経験し、大学卒業後は株式会社オリエンタルランドにて人材開発に携わっていました。その後、人材研修会社を設立し、キャリア自律支援の教育制度確立を目指してブランディングポートを設立しました。

安藤氏は、多くの若者が自分の内面に向き合い、自分自身の答えを見つけることに課題感を感じていることを指摘しています。「ブランディングカード」は、若者たちがゲーム形式で自身の価値観を見つめ直し、かつ他者と伝え合う体験を通して、自分自身の大切な価値観を発見し、自分ブランドを構築していくことを目的としています。

ブランディングポートの活動

ブランディングポートは、「すべての若者に“自分ブランド”な生き方を」という使命を掲げ、学生のキャリア自律を支援する特定非営利活動法人です。主な活動は以下のとおりです。

B-CAMP: 大学1・2年生を中心とした学生に、仕事を通じた経験学習環境を提供
* B-COMPASS: 大学3・4年生を中心とした学生に、就業力やキャリア観を高めるキャリアセミナーを提供

ブランディングポートは、「ブランディングカード」を通して、より多くの若者が自分自身の価値観に気づき、自分らしいキャリアを築くことを支援していきます。

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