NTTデータの成長戦略
2026-05-22 16:08:27
NTTデータ イントラマートが目指すAI時代の業務改革と成長戦略
NTTデータ イントラマートの新たな成長戦略
株式会社NTTデータ イントラマート(以下、イントラマート社)は、2026年度から2028年度にかけての中期経営計画を発表しました。この計画では、AIエージェントの時代に適応した「オーケストレーション基盤」戦略を推進し、業務プロセスの変革を目指します。
1. ビジネス環境の変化
生成AIが進化する中、AIは業務支援のツールとしての役割を超え、自律的に判断・実行を行うAIエージェントへと転換しています。イントラマート社は、この変化を新たな成長エンジンと捉え、業務プロセスの変革に向けた事業を拡大することにしています。
2. 中期経営計画の概要
新たに掲げたスローガンは「顧客との共創に基づいた高い成長の実現、より大きな信頼の獲得」です。NTTデータグループとの連携のもと、意思決定のスピードアップ、パートナーシップの拡大、投資やM&Aを通じた成長を推進します。具体的には、FY2028年までに売上高180億円、営業利益27億円、営業利益率は15%以上を目指し、ARR(年間定期収入)は30%を設定しています。
3. 収益の安定性向上
前回の中期経営計画では、FY2023から始まったサブスクリプションモデルの推進によって、売上高とクラウド売上高の成長が加速しました。特に、ARRの成長率は最終年度に32%に達し、収益の安定性と成長性が向上しました。これを踏まえ、新たな成長戦略を構築することが重要です。
4. 業務プロセス変革へ
イントラマート社は、従来のワークフロー市場から業務プロセス変革領域へとサービスを拡大する予定です。サプライチェーンや金融業務プロセスなど、さらなる市場規模が見込まれる分野に積極的に参入し、企業のAI導入による成果創出を実現します。
5. 戦略のテーマ
この中期経営計画では、いくつかの戦略テーマが設定されています。
5.1. カスタマーサクセスの重視
顧客の核心業務に高付加価値な製品やサービスを提供し、顧客ロイヤリティの最大化を目指します。毎年300社の新しい顧客を獲得し、そのうち20%を戦略顧客に転換する取り組みが必要です。
5.2. AIを活用したビジネスモデル
各業種やソリューションの創造を進め、AIを活用した高付加価値なソリューション展開がスピードを増します。営業だけでなく、経理や購買といった業務でもAIを導入し、生産性向上に努めます。
5.3. 企業ブランドの醸成
人材の成長に注力し、新たな価値を創造する企業文化を育成していくことが求められます。ESGに対する取り組みと透明性のある情報開示を通じて、社会からの信頼を獲得し、プライム市場での上場を目指します。
6. 株主還元方針
イントラマート社では、株主還元を重要な経営方針として位置づけており、配当性向を基本35%、総還元性向は40%を目指すことを発表しました。内部留保は人材育成や研究開発に充て、企業価値の向上を図ります。
7. イントラマート社の概要
イントラマート社は、業務プロセスの効率化に向けた商用フレームワーク製品「intra-mart」を中心に事業を展開しており、13,000社以上の企業に導入されています。これにより、システム開発から運用支援に至るまでの総合的なソリューションを提供しています。
8. 未来への展望
AIエージェント時代を迎える中、NTTデータ イントラマート社は新たな価値を創造し、より良い企業を目指して成長していく方針です。同社の取組みがどのように進展し、業務プロセスに影響を与えるのか、今後の動向に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社NTTデータ イントラマート
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- 電話番号
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