日本初の快挙!パティスリー「RAU」が受賞した「Pastry Discovery GEM Award」
株式会社ビオスタイルが運営する「GOOD NATURE STATION」に併設されているパティスリー「RAU Patisserie & Chocolate」は、名誉ある「Pastry Discovery GEM Award」を受賞しました。この賞は、フランスのレストランガイド「LALISTE」から贈られるもので、世界中の特に優れたパティスリーが選出されるものです。
受賞式は、2023年6月16日にフランスのパリで行われ、日本のパティスリーとしては唯一の快挙となりました。シェフパティシエの松下裕介とシェフショコラティエールの高木幸世が現地で受賞され、多くの世界的なパティシエとの交流を果たしました。彼らの創造性と技術が、国内外で高く評価された結果です。
LALISTEとは?
「LALISTE」は、200カ国以上にある4万以上のレストラン、パティスリー、ブーランジェリー、ホテルを網羅するモバイルアプリで、ユーザーは近所の最高の店を簡単に検索できます。特にこのガイドは、「ミシュランガイド」や「世界のベストレストラン50」と並ぶ権威を持ち、優れた評価を受けています。
RAU Patisserie & Chocolateの特性
「RAU」は「情景を、形状に。」をコンセプトにしたスイーツブランドで、視覚的にも楽しませてくれる逸品がそろっています。松下シェフは、「心に残るお菓子」を追求する姿勢が、受賞の大きな要因と語っています。彼の修行先は国内外での経験が豊かで、そのノウハウは今のRAUのスイーツに生かされています。特に彼はアジア各国での展開を進めるために多くの時間をかけており、その視点が国際的な舞台で評価されたことが嬉しいと感じているようです。
一方、高木シェフは「お菓子は自分たちが信じているものを形にする作品」とし、流行に左右されない独自の目線が大切だと語ります。彼女の持つバランス感覚と独創的な発想は、RAUのスイーツを特別なものへと昇華させています。
シェフプロフィール
松下 裕介
1984年生まれ、富山県出身。東京での修行を経て、2014年にアシェットデセールをコースで提供するお店をオープン。2017年にはマレーシアでのシェフパティシエのオファーを受け、さらに多様な経験を積むことになります。現在はRAUのブランドの発展に寄与し、世界的な大会にも関与しています。
高木 幸世
1990年生まれ、兵庫県出身。東京での料理人としてのスタート後、フレンチレストランやパティスリーでの経験を持っています。RAUに参加した後も、独自のブランドを展開し、環境に優しい菓子作りを追求しています。
まとめ
「RAU」が受賞した「Pastry Discovery GEM Award」は、日本のパティスリーにとって大きな名誉であり、これからの活躍がますます楽しみです。これからも彼らが世界のスイーツシーンにどのような影響を与えるのか、注視していきたいと思います。