EY Japanの実績報告
2024-08-09 18:23:25
EY JapanがLTVビジョンの24年度実績を報告、持続可能な未来を目指す取り組み
EY JapanのLTVビジョンに基づく取り組み
EY Japanは、2021年7月に策定したLTV(Long-term value)ビジョンに則り、持続可能な未来を見据えた様々な取り組みを進めてきました。2024年度の実績が発表され、その内容は環境保護や社会貢献、魅力的な職場づくりにわたる多岐にわたります。
1. LTVビジョンとは
EY JapanのLTVビジョンは「より良い社会の構築を目指して」という目的のもと、経済社会やクライアント、自社においての価値創造を実現するためのものです。これは、2020年に発表された世界経済フォーラムの「ステークホルダー資本主義指標」を基に、具体的なKPIを設定し、環境、社会、最優秀の人材の分野で様々な施策を展開しています。
2. 環境への取り組み
EY Japanは、再生可能エネルギーの利用推進に努めています。2024年7月には全体で86.1%の再生可能エネルギー利用を達成する見込みです。また、出張時のCO2排出量をFY19比で30%削減するための施策を進めています。特に東京事務所においては、使い捨てプラスチックの使用をゼロにし、リサイクル率を77%に向上させる取り組みをしています。
3. 社会貢献活動
EY Japanは、次世代のための教育プログラムを展開しています。高校生や大学生に起業精神を育む体験型ワークショップを開催し、地域の課題解決に向けた地方創生プログラムも積極的に行っています。昨年度は実際に2,129名が活動に参加し、81.4万人にポジティブな影響を与えたとされています。
4. 人材育成と職場環境
多様性を重視した職場づくりも進めています。特に、ニューロダイバージェントの人材の受け入れに注力し、2022年にはダイバース・アビリティズ・センターを設けました。これにより、障害を持つ人々がキャリアを築く機会を提供しています。また、男性の育児休業取得率や女性の産休後の就業率も高い数値を記録しています。
5. EY Japanの今後の展望
EY Japanは、2024年度でLTVビジョンのプロジェクトを終えるものの、引き続きの取り組みを継続していく意思を明らかにしました。特に「人材」「クライアント」「社会」「財務」の4つの価値を循環させ、全体としての価値創出に寄与することを目指しています。
EY JapanのChief Sustainability Officer、瀧澤 徳也氏は「不確実かつ新たな時代において、持続可能でインクルーシブな社会の実現を目指す」とコメントしています。
詳細については、EY Japanのウェブサイトでご確認ください。持続可能な未来に向けた具体的な取り組みや、今後の方針などが詳しく紹介されています。
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