環境に優しいビジネスモデルの確立
岡山を拠点とする次の灯株式会社。この会社は平均年齢27歳の若いチームが集まり、商用車部品のリサイクルとリユースを行っています。彼らは「環境に優しいことは儲からないのか?」という問いに真剣に取り組み、その解答を見出そうとしています。
当社の目指すところは、美しい理念を具現化し、さらに経済合理性をも兼ね備えたビジネスモデルの構築です。環境への配慮は大切であることは言うまでもなく、それが持続可能な産業として成立することが求められています。それをけん引するのが、次の灯株式会社。彼らは「CSMV(Company, Statement, Mission, Value)」という新たな経営理念を策定し、実行に移しました。
経営理念CSMVの背景
次の灯株式会社の動きは、環境問題に対する強い危機感から来ています。「外向きの志であるMVV(Mission, Vision, Values)だけでは、この巨大な矛盾を突破できない」と考え、再設計が始まりました。それにより「捨てるより儲かるし、環境への影響を最小限に抑える」仕組みを作り上げることを目指しています。
会社の基本方針は次の通りです:
- - Company:次の灯株式会社
- - Statement:めぐる、つなぐ、地球にイイコト
- - Mission:地球の資源を自給するセカイを実装する
- - Value:捨てるより、儲かる仕組みを作る
この新しい指針のもと、次の灯は「資源循環のプラットフォーマー」としての役割を果たしています。
若手スタッフの挑戦
特に印象的なのは、20代の若手スタッフたちの情熱です。彼らは「それはゴミではなく、未来の資源だ」と信じ、廃棄の運命にある部品たちと真剣に向き合っています。ある社員は古い触媒を見て、一見無価値に思えるその塊の中に確実に眠る貴金属の存在に気づきました。「この資源を回収し、未来に繋げる使命を果たせるのは自分たちだ」と、その場で改めて思ったといいます。
現場でのこのような姿勢は、「現場感」をもってMVVとは異なるCSMVを形作る土壌となっています。
岡山モデルがもたらす成果
次の灯が推進するモデルは、国の「グリーン成長戦略」にも貢献しています。
1.
経済安全保障:リサイクル事業を通じて、年間約7,000台の商用車から得られる貴金属を国内に循環させることで、供給リスクの軽減に寄与。
2.
カーボンニュートラル:リユース供給を通じてエネルギー消費を最大80%削減し、CO2の排出を年間数千トン抑制。
3.
地域経済のレジリエンス:物流2024年問題において、リサイクル部品を迅速に提供し、修繕コストを約30%削減。
未来へのビジョン
このような取り組みを通じて、次の灯株式会社は「資源自給」のモデルを岡山から全国、さらには世界へと広げようとしています。このビジョンを持って、彼らは未来の社会を見据えた取り組みを進めています。代表者は「私たちは、利益と地球再生を高い次元で両立させる仕組みを実装していく」と語ります。
次の灯株式会社は確かな信念を持ち、環境問題とビジネスの融合を形にしていくことで、持続可能な未来に貢献することが期待されています。
会社情報
- - 会社名:次の灯株式会社 (Tsuginohi Co., Ltd.)
- - 所在地:岡山県総社市真壁1448‑1、東京都品川区北品川1-1-11 第3小池ビル5F
- - 代表取締役:黒川 聖馬
- - 設立:2018年7月2日
- - 事業内容:自動車部品リサイクル、環境関連技術開発
- - 公式サイト:次の灯