香川県高松市に本店を置く百十四銀行は、地域社会との強い絆を築きながら、地元企業の成長や個人の生活支援に貢献している地方銀行です。同銀行は、中期経営計画においてDX戦略を策定し、「データ利活用」を重点分野の一つとして掲げています。
従来、お客さまから受領した名刺は各行員が管理していたため、顧客情報の有効活用が課題となっていました。そこで、名刺管理業務の効率化と顧客情報のデータベース化による人脈の可視化、さらにはマーケティング活動への活用を目的に、名刺管理ツールの導入を検討しました。
検討の結果、ハンモック社の「ホットプロファイル」を採用しました。「ホットプロファイル」は、スマートフォンやスキャナーで名刺を読み取るだけで、専任のオペレーターが顧客情報を高精度にデータ化するサービスです。データ化された顧客情報は、重複や不正確なデータを自動的に検出・修正されるため、常に最新の顧客データベースが構築されます。この顧客データベースを活用することで、顧客ニーズに合わせたメールキャンペーンなどのマーケティング施策の実施が可能となります。
百十四銀行は、「ホットプロファイル」の導入により、顧客情報管理の効率化とデータ利活用によるマーケティング活動の強化を図り、地域社会への貢献をさらに深めていくことを目指しています。