台湾に魅了された著者の新刊『脱力、台湾式』
株式会社KADOKAWAから2025年12月4日に発行される新刊『脱力、台湾式。24年暮らして学んだ、ゆるく楽しく、幸せな生き方』は、台湾コーディネーターであり作家でもある青木由香さんによる自伝的エッセイです。青木さんは23年間にわたる台湾での生活を振り返り、その中で得た独特な視点や経験を軽妙でユーモラスなタッチで表現しています。
台湾との出会いと移住のきっかけ
青木さんが台湾に移住するきっかけは、マッサージに魅了されたことでした。新しい環境で過ごす中で、彼女は次第にお茶への興味を深めていきます。こうした経験を経て、著書が出版されベストセラーとなり、さらに台湾でのコーディネーターとしての活動や、結婚・出産といった人生の重要な出来事も体験しました。台湾の地で育まれた彼女の感受性が、エッセイの中に色濃く反映されています。
脱力の島、台湾の魅力
本書では、「脱力の島」と称される台湾の住環境に対する情熱が盛り込まれています。青木さんは、「主婦だけど、毎日ごはんを頑張って作る必要はない」といった自由で気ままな生活スタイルを紹介。人目を気にせず、スピードとテンポを重視する台湾独特の文化に触れ、その合理的でたくましい精神を称賛しています。
また、エッセイには文化の違いによる小さな戸惑いや笑い話が数多く収められており、暖かい視点で描かれています。彼女の日常の中に潜む小さな幸せや気づきは、多忙な日々を送る日本人には特に響くことでしょう。この本を手に取ることで、読者はリラックスした気持ちになれるはずです。
台湾旅行の魅力も満載
青木さんは読者に向けて、台湾で訪れるべきスポットや体験を提案しています。彼女の視点から語られる台湾の素晴らしさは、旅行の参考になるだけでなく、再訪を考えるきっかけにもなるでしょう。現在台湾に恋する人々、これから行く予定の人々にとっても読み応えのある内容となっています。
心がふっとほぐれる一冊
本書は、ただの旅行記や文化論に留まらず、著者の日常を通じて得た感情やphilosophyを徹底的に描き出しています。台湾人のゆるさややさしさ、合理的な生き方は、読者に「もっと幸せになれるかも」という新たな気づきを与えます。青木さんのエッセイは、疲れた心を癒し、実際に台湾に行ってみたくなるような一冊になること間違いありません。
最後に、著者自らが撮影したユーモラスな写真も挿入されており、エッセイの中に親しみやすさを加えています。これからの季節、リラックスしながら台湾に触れたい方はぜひ手に取ってみてください!
書籍情報
- - 書名:脱力、台湾式。24年暮らして学んだ、ゆるく楽しく、幸せな生き方
- - 著者:青木由香
- - 定価:1,760円(本体1,600円+税)
- - 発売日:2025年12月4日(木)
- - 判型:四六判
- - ページ数:256ページ
- - ISBN:978-4-04-897926-9
- - 発行:株式会社KADOKAWA
青木さんのInstagramやYouTubeチャンネルもぜひチェックして、新たな台湾の魅力を感じてみてください。