イタンジ、COOに井口俊介氏が就任。不動産業界のDX推進へ

不動産取引をテクノロジーでスムーズにするイタンジ株式会社は、2024年7月1日より、井口俊介氏が取締役副社長執行役員 COO（Chief Operating Officer）に就任したことを発表しました。

井口氏は、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社で営業・プロダクトマーケティングに従事した後、米国留学でMBAを取得。帰国後はヘルスケアテックのリーディングカンパニーであるエムスリー株式会社に入社し、コンサルティング営業やプロジェクトマネジメントを担ってきました。グループ会社の代表取締役も務め、デジタルを活用した製薬会社の課題解決に貢献してきた実績があります。

イタンジは、井口氏が培ってきた大規模市場に向けたプラットフォーム事業での知見や推進力を活かし、不動産業界のインフラとなることを目指し、各事業のさらなる成長と領域拡大を目指します。

井口俊介氏の経歴と就任コメント

井口氏は、2010年にジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社に入社し、約7年間、営業・トレーニング、プロダクトマーケティングに従事。2019年には、ミシガン大学ロス経営大学院でMBAを取得し、エムスリー株式会社に入社しました。

エムスリー株式会社では、製薬マーケティング支援事業において、プラットフォーム系サービスのサービス事業責任者や、コンサルティング営業・CS/プロジェクトマネジメント部隊のグループリードを経験し、グループ会社の代表取締役も務めました。

今回の就任にあたり、井口氏は「これまでテクノロジーやイノベーションの力で業界変革に貢献することを、様々な形で取り組んできました。不動産は生活に密接に結びついている大切なものであり、近年様々な変化を迎えている業界です。これまでの経験を活かし、イタンジのMission『テクノロジーで不動産取引をなめらかにする』およびVision『不動産のインフラとなり、人々が大切なことに向き合えるようにする』の実現に向け、顧客をはじめとするステークホルダーの皆様との協議・協働をもとに尽力してまいります。」とコメントしています。

イタンジの概要

イタンジ株式会社は、「テクノロジーで不動産取引をなめらかにする」をミッションに掲げ、不動産業界の課題解決に取り組む不動産テック企業です。

主力事業である不動産会社向けSaaSは、グループ全体で導入顧客数が3,795社、ARR（年間経常収益）が39.8億円（前年比+36%）と急成長しています。サービス提供を通じて、年間約107万件の電子入居申込と約30万件の電子契約を実現しており、入居申込や賃貸借契約関連書類などのペーパーレス化により、年間約1,135万枚の紙削減を達成するなど、不動産業界のDXを推進しています。

井口氏の就任により、イタンジはさらなる成長と業界への貢献が期待されます。