東大松尾教授、AIスタートアップAlmondoの技術顧問に就任　生成AI分野での事業拡大加速へ

東大松尾教授、AIスタートアップAlmondo技術顧問に就任

東京大学大学院工学系研究科の松尾豊教授が、AIスタートアップ企業株式会社Almondoの技術顧問に就任したことが発表されました。松尾教授は人工知能、深層学習、ウェブマイニングを専門とする第一人者として知られており、その知見を活かし、Almondoの生成AI領域における研究開発と事業開発を支援します。

Almondoは、東京大学松尾研究室発のAIスタートアップ企業です。ChatGPTの登場によりAIが身近になった現代において、大手上場企業を中心に、法人向けAIソリューション事業を展開しています。同社のミッションは「テクノロジーで、人の力や想いを解き放つ」ことであり、すでに多くの企業との協業実績を持ち、AI技術の現場導入まで支援する体制を整えています。

今回の松尾教授の就任は、Almondoの事業拡大に大きく貢献すると期待されています。松尾教授自身も、AlmondoのCEOである伊藤滉太氏のリーダーシップと、高い実行力を持つチームメンバーを高く評価しており、日本の生成AI活用を大きく進展させることを期待しているとコメントしています。伊藤氏は高校時代から松尾研究室のAI講義を受講するなど、AI分野における高い知識と経験を有しています。

松尾教授は、東京大学工学部電子情報工学科卒業後、同大学院博士課程を修了。スタンフォード大学客員研究員などを経て、東京大学教授に就任。人工知能学会では要職を歴任し、日本ディープラーニング協会の設立にも尽力するなど、日本におけるAI技術の研究開発、人材育成、社会実装において多大な貢献をしています。ソフトバンクグループ社外取締役、新しい資本主義実現会議有識者構成員、内閣府「AI戦略会議」座長なども務めるなど、その活動は産官学に及びます。

Almondoは、松尾教授の豊富な経験と知見を活かし、生成AI分野における技術開発を加速させるとともに、顧客へのAIソリューション提供を強化していく予定です。今後、更なる事業拡大とAI技術の社会実装が期待されます。

Almondoの概要

会社名: 株式会社Almondo
代表者: 代表取締役社長伊藤滉太
所在地: 東京都港区赤坂5丁目2-33 IsaI AkasakA 8F
URL: https://almondotech.com/
事業内容: 法人向けAIソリューション事業

松尾豊教授の主な経歴

東京大学工学部電子情報工学科卒業
東京大学大学院博士課程修了（博士（工学）
スタンフォード大学客員研究員
東京大学工学系研究科准教授
東京大学工学系研究科教授
人工知能学会編集委員長、倫理委員長、理事
日本ディープラーニング協会理事長
ソフトバンクグループ社外取締役
新しい資本主義実現会議有識者構成員
* 内閣府「AI戦略会議」座長

今回の技術顧問就任は、日本のAI技術の発展に大きなインパクトを与える出来事と言えるでしょう。Almondoと松尾教授の連携により、今後どのような革新的な技術やサービスが生まれるのか、注目が集まります。