ジュピターテクノロジーが新しい「外形監視」を提供開始
ジュピターテクノロジー株式会社は、東京都府中市に本社を構え、その革新的なITインフラ監視ソリューション「Checkmk」に新たに「外形監視(Synthetic Monitoring)」機能を追加しました。この機能は、ユーザーの実際の操作を模擬することで、ウェブサービスや業務アプリケーションの可用性や応答性能、さらには機能の正常性を継続的にモニタリングすると同時に、ユーザーの視点からの障害検知を強化することを目的としています。
ユーザー体験重視の監視シナリオ
従来のサーバー監視や死活監視のみでは検出が困難だったユーザー体感レベルの障害を、外形監視は定期的に行うシナリオテストを通じて早期に発見することが可能です。この機能によって、「アプリケーションにログインできない」「購入処理が完了しない」「画面が遷移するのが非常に遅い」といった問題を迅速に把握できるようになります。
新しい外形監視機能は、以下のようなさまざまな監視シナリオに対応しています:
- - Webアプリケーションのログイン監視
- - ECサイトの購入フローの監視
- - APIのレスポンス確認
- - 業務アプリケーションの操作監視
- - 地点別ユーザー体感監視
これにより、実際のユーザー体験に基づいた質の高い監視が実現されることとなります。
迅速な障害発見と運用負担の軽減
また、この監視結果はCheckmkのダッシュボードで可視化され、インフラ監視情報と統合されます。これにより、障害が発生した際の原因分析が迅速に行えるだけでなく、監視アラートやサービス状態、パフォーマンス情報を一元的に管理することができ、運用の負担軽減にも寄与します。
本機能は、オープンソースのテスト自動化フレームワーク「Robot Framework」に基づいており、WebAPIやWindowsアプリケーションなど、幅広い環境に対応しています。再利用可能なキーワードベースの設計により、テストケースシナリオを簡単に作成することができます。
簡単な導入プロセス
外形監視オプションの導入は非常にスムーズで、追加モジュールのインストールや複雑な設定変更は不要です。申し込みのみで、すぐに使用を開始できます。既存のCheckmkライセンス環境にも、システムの再起動なしで導入が可能で、現在の監視体制を維持したまま利用することができます。また、通常ライセンスでもテストケースを3件まで無償で利用できるため、スモールスタートによる導入検証も行えます。
ただし、オプションのみでの使用はできず、紐付けられたサブスクリプションライセンスの契約が必要です。
Checkmk社について
Checkmk社はドイツのミュンヘンに拠点を置き、Checkmkソフトウェアの開発とサポートを手掛けています。CheckmkはNagiosを基にした製品で、サーバーやネットワーク、クラウド、コンテナなどの包括的な監視を可能とするハイブリッドIT監視ソリューションです。高性能な監視エンジンと多彩なプラグインをもつ同製品は、複雑なIT環境でもシステム全体の把握を迅速に行うことができます。このような特長から、2026年現在、Checkmkは50か国以上の企業に採用されています。
まとめ
ジュピターテクノロジーの「Checkmk」に新たに追加された「外形監視」機能は、ユーザー体験を重視し、迅速な障害発見と運用負担の軽減を目指しています。この革新的な機能により、今後のIT監視市場における競争力をさらに高めることが期待されます。興味のある方は、公式サイトを訪れて詳細を確認してみてください。
参考リンク