「よぼし」の誕生
2022-02-01 19:00:02

地域と企業をともに育てる「よぼし」: 持続可能な価値の実現へ

地域と企業をともに育てる「よぼし」



地域社会と企業が持続可能な価値を共に実現するために、合同会社YOBOSHIが2021年12月にスタートさせたサービス「よぼし」。このサービスは地域と企業において、共にビジョンを策定し、それに基づいて課題を解決し、様々なプロジェクトを企画・推進することを目的としています。単なるお手伝いにとどまらず、最終的にはクライアント自身が自走できる資産を共創することを目指しています。

スローコーディネーターの理念



「よぼし」のコンセプトは「スローコーディネーター」です。最近では地域での複業が注目を浴びていますが、真に必要なものは、いわゆる「非効率の中にある効率」です。「よぼし」は、ただ短期的な成果を追求する複業人材の仲介ではなく、地域や企業の中長期的な価値を追求するために、共に事業を推進する存在となります。具体的な役割として、地域や企業との理解を深める課題抽出、適切なスキルと人間性を考慮したチーム構成、そしてそのマネジメントを行います。

非効率の重要性



大変興味深いのは「非効率性」を重視する姿勢です。持続可能な価値を追求するためには、地域や企業のビジョンを理解し、働く人々との信頼関係を築くことが不可欠です。そのためには、単に会議を重ねるだけでなく、現地に赴いて同じ時間を過ごすことで、価値観を共有する時間を大切にしています。また、チームメンバーの選定においても、表面的なプロセスだけでなく、実際に一緒にプロジェクトを進めながら信頼関係を築くことも重視しています。

神谷哲治のビジョン



この「よぼし」を運営する合同会社YOBOSHIの代表である神谷哲治氏は、都内ベンチャー企業での豊富なマネジメント経験を持つ方です。地域や企業の複業人材としても様々なプロジェクトに関わった経験から、地域複業の成功要因や課題を詳細に分析してきました。具体的には、地域複業に求められるスキルや知識、そしてそれに合った人間性を特定し、独自の基準で「よぼし」のメンバー選定が行われています。

地域複業の課題



地域で複業を行う際の課題として、プロジェクトが完了した後にノウハウやスキルが企業に残らないという問題があります。このため、地域企業は再び複業人材を求めることになり、持続性が損なわれます。また、複業人材が地域企業の文化や価値観に合わない場合、プロジェクトは失敗に終わることも珍しくありません。これらの課題を解決するために「よぼし」は、地域と企業とが共に成長できる環境を提供しています。

若手人材の成長支援



一方、都内企業では成長意欲のある若手や中堅人材が実践機会を求めている状況があります。「よぼし」は、こうした人材を地域企業に供給し、共に学び、成長していく場を提供することを目指しています。これにより、地域企業は労働力不足を解消し、若手人材は市場価値を高めていくことができるのです。

取引先事例



「よぼし」はすでにいくつかのプロジェクトを手掛けており、その中には大槌町のジビエプロジェクトや、持続可能なアパレル産業を目指す株式会社テーラーバンク、福島県いわき市の鮮魚店などが含まれます。これらの事例は「よぼし」が実践している地域企業との協力の一端を示しています。

導入の流れとお問い合わせ



「よぼし」を導入するには、まずサービスの説明から始まり、実施時期や課題のすり合わせを行います。これを経てプロジェクト設計を行い、契約を締結してから本格的に取り組みます。

興味のある方は、ぜひ公式ウェブサイトからお問い合わせをお願いいたします。地域企業とともに育む「よぼし」の取り組みを通じて、持続可能な社会の実現を目指していきましょう。

会社情報

会社名
合同会社YOBOSHI
住所
東京都八王子市狭間町1455-2サイトピア3F
電話番号
050-3528-8193

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