新たなフォーマルウェアブランド「TOKYO SOIR」誕生の背景
株式会社東京ソワールは、2025年10月1日(水)からレディースフォーマルウェアの新ブランド「TOKYO SOIR」を展開することが決定しました。この新ブランドは、
「フォーマルのスタンダードを再定義する」というコンセプトの下、アフターコロナの時代に対応した多様な冠婚葬祭シーンに適応する商品を提供します。特に、消費者が求める普遍性や汎用性、安心感、機能性を持つ喪服・礼服を提案し、現代のフォーマル文化の変化を先導しようとしています。
社会背景と葬儀の変化
最近の調査によれば、アフターコロナの影響で葬儀形式が多様化していることが明らかになっています。家族葬は50.0%、一般葬は30.1%と、葬儀形態が分散し、葬儀の規模も縮小から拡大へと移行しました。そのため、葬儀に参列する際の服装マナーが不明確になり、不安を抱える人も増えています。
今、日本が迎える「高齢化率30%超社会」において、人生の後半を見据えた準備が求められています。こうした社会背景のもとで、株式会社東京ソワールは新しいフォーマルのスタンダードを提案することを決意しました。これは、消費者が迷わず選べる「公式の基準」となるウェアを作り出すためです。
TOKYO SOIRの特徴
新ブランド「TOKYO SOIR」は、現代の多様な葬儀シーンにぴったりの特長を持っています。具体的には、以下のような点が挙げられます。
1.
一人で着脱できる前開き仕様:ファスナーが前にあり、一人での着脱を可能にしたデザイン。
2.
上品さを保つ2ピース風ワンピース:ブラウスを重ねたように見える洗練されたデザイン。
3.
体型変化に配慮したパターン設計:余裕を持たせた設計で、長期間使用できるように配慮されています。
4.
高度な縫製・プレス技術:生地特有のアタリを抑えるために、一般的な服の倍の手間と時間をかけ、仕上げのホワイトニングに力を入れています。
これらの特長を持つTOKYO SOIRのアイテムは、シニア層とその家族の終活への準備もサポートしています。タブー視されることが多かったパンツの着用にも理解が求められるようになっている今、ブランドの設計思想は、時代にマッチした進化を遂げています。
商品概要
新ブランドのラインには様々なスタイルが用意されています。例えば、アンサンブル(ジャケット+ワンピース)は9~15号のサイズ展開で、価格は¥59,000+税。ワンピース(9~13号)は¥36,000+税、パンツスーツ(ジャケット+ブラウス+パンツ)は¥63,000+税で販売されます。
発売情報
「TOKYO SOIR」は全国の百貨店や量販店、ショッピングセンター、公式オンラインストアにおいて2025年10月1日から順次販売が開始される予定です。加えて、ブランドの特設サイトやコンセプトムービーなどでも新ブランドの魅力を発信していきます。
東京ソワールについて
東京ソワールは1954年に創業し、日本で初めてブラックフォーマルを開発した業界のパイオニアです。企業ミッション「大切な想いの、すぐそばに。」のもと、一人ひとりの想いを大切にしたフォーマルウェアの提供を行っており、これからも社会に必要な価値の提供を続けていく方針です。