水道凍結防止のトップシェア企業、竹村製作所が「mcframe X」を国内初採用
長野県に本社を置く、水道凍結防止の不凍栓で国内トップシェアを誇る竹村製作所が、ビジネスエンジニアリング株式会社(B-EN-G)のものづくりクラウドERP「mcframe X」を採用したことが発表されました。これは、「mcframe X」にとって国内初の採用事例となります。
竹村製作所は、不凍栓や水栓柱、ろ過装置など、水に関する幅広い製品を提供する総合メーカーとして、長年、寒冷地を中心に水のある豊かな暮らしを支えてきました。創業家三代目の新社長のもと、デジタル技術を活用した新たな価値創造を目指し、業務プロセスの全体最適化とビジネスモデルの変革を推進しています。
今回の「mcframe X」導入は、同社が長年利用してきた生産管理システム「mcframe CS」の後継として、バリューチェーン全体の最適化と企業品質のさらなる強化を図るための重要な取り組みです。
「mcframe X」採用の決め手
竹村製作所が「mcframe X」を採用した背景には、以下の3つのポイントがあります。
1.
製造業に特化した国産の「mcframe」ブランドの安心感
2.
SaaSによるセキュリティの信頼性、システムの可用性、他システム連携による拡張性
3.
SaaSでありながら業界や製品による固有要件にも対応可能な柔軟性
特に、SaaS型である「mcframe X」は、クラウドのセキュリティや可用性という恩恵に加え、API連携によるシステム拡張の柔軟性も魅力です。さらに、国産パッケージであるため、開発元のB-EN-Gからの強固なバックアップも受けられる点も評価されました。
DXで新たな価値創造を目指す竹村製作所
竹村製作所は、「mcframe X」導入を通じて、業務の標準化・高度化、情報の集約化、リアルタイム化を実現し、経営の可視化と迅速な意思決定を目指しています。
また、ビジネスモデルの変革によって生まれる人的資本を、より付加価値の高い業務や新規事業に投資することで、既存事業の継続的な発展と新規事業の創造に挑戦できる体制を構築し、企業の永続性を向上させていくことを目指しています。
「mcframe X」は竹村製作所のビジネス変革を強力にサポート
「mcframe X」は、進化し続けるクラウドERPとして、竹村製作所のビジネス変革を強力にサポートしていきます。
関係者のコメントでは、今回のプロジェクトが竹村製作所の未来を切り拓く大きな力になるとの期待が寄せられています。
「mcframe X」とは
「mcframe X」は、組立加工からプロセスまで幅広い製造業で利用されてきた「mcframe」シリーズのクラウド版です。パッケージでありながらユーザー固有のニーズにも柔軟に対応し、永続保守による長期利用でシステム導入効果を高めることを目指しています。
今後の展開
竹村製作所は、キッセイコムテック株式会社とB-EN-Gの協力を得て、2025年度の「mcframe X」稼働を目指しています。
今回の「mcframe X」導入は、国内初ということもあり、大きな挑戦となりますが、同時に、竹村製作所の成長と進化のための大きなチャンスでもあります。3社の連携により、三位一体の強固な体制を構築し、竹村製作所の変革を実現していくことが期待されています。