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柳家緑太さんの真打昇進記念式典

2025年2月27日、浦和大学において、落語家の柳家緑太さんの真打昇進を祝う贈呈式が盛大に行われました。会場には多くの関係者が集まり、柳家緑太さんの新たな門出を祝い、温かい雰囲気に包まれました。

柳家緑太さんの経歴

柳家緑太さんは2007年に浦和大学の社会学部を卒業した後、柳家花緑師匠に入門しました。2010年には前座名「緑太」として本格的に修業を開始し、2014年には二つ目に昇進。その後、2018年には「第29回北とぴあ若手落語家競演会奨励賞」を受賞し、2025年3月には真打昇進が決まっています。

贈呈式の内容

贈呈式では、久田有学長から「うしろ幕」と「寄席のぼり」が手渡され、その意義について語られました。高野実貴雄教授が柳家緑太さんの略歴を紹介し、「落語の世界では人間としての成長が重要である」と強調。心と形を融合させることで、さらなる成長が期待されると述べました。

「うしろ幕」と「寄席のぼり」は、浦和大学職員が原案を作成し、こども学科の船木美佳教授が監修したもので、富士山などの縁起の良いモチーフが施されています。このデザインの紹介を受け、会場には感心の声が響きました。

祝福の言葉

贈呈式の後、総合福祉学科在学生の多田光希さんが花束を贈り、祝福のムードが一層高まりました。久田学長は、「卒業生は大学の財産であり、『真打』という新たな財産を築くことは喜ばしい」と祝辞を述べ、幼少期から親しんできた落語に触れることで、参加者の笑顔を引き出しました。

柳家緑太さんの決意

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贈呈式終盤、柳家緑太さんは、「大学を背負って立つことになるとは思いませんでした」と感謝の意を述べ、今後の活動に対する決意を表明しました。「真打としてこれからが本番です。より良い落語家を目指し精進していきます」と力強く述べ、観客に寄席への来場を呼びかけました。

記念落語会

贈呈式後には記念ミニ落語会も催され、柳家緑太さんが「締め込み」を披露。会場は笑い声と拍手に包まれ、彼の真打昇進をお祝いする華やかな締めくくりになりました。

今後の予定

柳家緑太さんの真打昇進披露興行は以下の日程で行われます。

• - 鈴本演芸場：3月21日（金）・29日（土）
• - 新宿末廣亭：4月3日（木）・7日（月）
• - 浅草演芸ホール：4月15日（火）・19日（土）
• - 池袋演芸場：4月23日（水）・26日（土）
• - 国立演芸場主催公演：5月30日（金）

浦和大学の教育理念

浦和大学は、実学教育と徳育教育を重視し、人材育成に努めています。様々な専門分野で地域社会に貢献できる人材を育成することにより、社会に貢献する学び舎として地域に根付いています。

この贈呈式は、柳家緑太さんの新たな一歩を祝う素晴らしい機会となりました。

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