伝統工芸の魅力
2024-10-28 16:27:04

京都芸術大学が開催する伝統工芸アップサイクルイベントの魅力

京都芸術大学が推進する伝統工芸の魅力



京都市東山区で、京都芸術大学が主催するユニークなイベントがある。このイベントは、伝統工芸の廃材をアップサイクルし、オリジナルアクセサリーを制作するワークショップと、東山区の魅力を発見するスタンプラリーを組み合わせたもので、2024年11月9日(土)と10日(日)に開催される。

このイベントに参加することで、参加者は手作りのアクセサリーを制作しつつ、地域の伝統工芸への理解を深めることができる。手作業に触れながら、素材の良さを実感できるワークショップでは、廃材を使ったアップサイクルバッジや香り袋が特に注目されている。

アップサイクルワークショップの詳細


アップサイクルバッジ


このワークショップでは、伝統工芸の過程で生まれるカンナくずやヒゴ、ヨシなどの端材を利用して、個性あふれるバッジを制作することができる。実際に材料を手に取り、自分だけのデザインを楽しむことができるのが魅力だ。参加者は、300円という手頃な価格で、このクリエイティブな体験に参加できる。

アップサイクル香り袋


また、オーガンジーの袋にお気に入りの素材と香りを詰め込む香り袋制作のワークショップも用意されている。所要時間は約5分と短いため、気軽に参加でき、出来上がった袋はインテリアにも役立つ。伝統工芸の素材が日常生活の一部として輝くことを体感することができる。

スタンプラリーで東山の魅力発見


このイベントでは、スタンプラリーも開催され、参加者が東山の魅力を発見できるように企画されている。スタンプラリーに参加することで、東山区の背景にある伝統工芸や地域の歴史、文化をより深く知ることができるだろう。

協力店舗や会場で配布されているマップを手に、参加者はスタンプラリークイズに挑戦しながら東山の路地裏を探索する。全てのクイズに正解すると、五条坂京焼登り窯で先着50名にミサンガキーホルダーがプレゼントされる。これは、畳製作の際に出たイ草の端材を用いて作られた特別なアイテムだ。

地域工房との連携


今回のイベントでは、様々な地元工房と協力し、伝統工芸の再利用についても広く知ってもらう試みがなされている。たとえば、カンナくずを提供しているおけ庄や、竹を扱う小嶋商店、ヨシを利用する田中すだれ店などが協力している。

京都芸術大学手しごと職人のまち東山プロジェクト


このイベントは、京都芸術大学が実施する「手しごと職人のまち東山プロジェクト」の一環である。このプロジェクトは、地域の職人を訪問し、伝統的な手しごとの価値を発信することを目的としている。学生は、地域の伝統工芸を学び、それを活かしたイベントを企画することで、地域活性化にも寄与している。

京都芸術大学は、国内最大規模の総合芸術大学として、芸術を通じた社会貢献を目指している。今後もこのような教育活動を通じて、地域社会との新たなつながりを築いていくことが期待されている。

まとめ


伝統工芸のアップサイクルイベントは、ただ魅力的な体験を提供するだけでなく、地域を再発見する絶好の機会ともなっています。各日は10:00から17:00まで開催され、参加費もリーズナブルです。京都の伝統文化を感じながら、創造的な一日を過ごしてみてはいかがだろうか?


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会社情報

会社名
学校法人 瓜生山学園 京都芸術大学
住所
京都府京都市左京区北白川瓜生山2-116
電話番号
075-791-9122

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