ネット不要のBLEルーター
2018-05-23 08:00:04
Braveridgeの新たな挑戦!ネット不要のBLEルーターでIoTの未来を変える
Braveridgeの新たなBLEルーター発表
IoT(モノのインターネット)の普及が進む中、その障害となっているのは高額な機器やインターネット接続コスト、そして電力消費の大きさです。そんな中、IoTデバイス開発を行うBraveridgeが、地域や環境を問わず広域通信が可能な『BLEルーター』を発表しました。これにより、多くのIoTデバイスの導入が一変する可能性を秘めています。
BLEルーターの特長
新しいBLEルーターは、Bluetooth 5.0のLongRangeモジュール技術を活用し、低コストで長距離通信が可能です。最大1kmの通信範囲を持ち、BLE端末を最大20台接続できるため、様々なデータを効率的に集約できます。これらのデータはBLEルーターを通じて、LTEのネットワークやLoRa、SigfoxなどのLPWA網へと中継され、インターネットに直接接続することができます。
価格面でも配慮されており、LTE接続の『BLE to LTEルーター』モデルは、月額契約不要で2年間のSIM通信費込み15,000円からの案内がされています。この価格帯での提供は、IoTデバイス導入への大きなアクセルとなるでしょう。
セキュリティについて
特筆すべきは、このBLEルーターが独自のファームウェアで動作している点です。これにより、OSに依存せずハッキングや不正アクセスのリスクを大幅に軽減。このような高いセキュリティ面を保障しつつも、低消費電力での運用を実現しています。
新たなインターフェースサーバーの提供
また、Braveridgeは『BLEルーター』と共に、従来の通信システムとは異なる新しい概念の『インターフェースサーバー』も発表しました。このサーバーはインターネット経由でBLEデバイスをスマートフォンアプリと簡単に接続可能にします。これにより、ユーザーはIoTデバイスをより身近に感じることができるでしょう。
実用的な活用シーン
このBLEルーターによって実現できるIoT活用シーンは多岐にわたります。ネットのない環境でも高齢者や子供の安否確認、火災検知、開閉探知、あるいは牧場管理が手頃なコストで実施可能です。例えば、オフィスビル内のトイレの使用状況をスマートフォンで簡単に確認できるといったことが可能に。具体的には、BLEルーターと開閉検知器を組み合わせることで、わずか数万円で実現できます。
まとめ
Braveridgeの『BLEルーター』は、今後のIoTの推進に大いに貢献するアイテムです。低コスト、低消費電力、そして高いセキュリティ性能を備えたこの製品が、日本のIoT市場に与える影響は計り知れません。これからの進展が非常に楽しみです。
問い合わせ先での更なる詳細や導入については、Braveridgeの開発営業部にて対応しています。興味がある方は是非、連絡を取ってみてください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社Braveridge
- 住所
- 福岡市西区周船寺3-27-2
- 電話番号
-
092-834-5789