2025年度MFJモーターサイクルスポーツ殿堂顕彰者が決定
一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)は、日本におけるモーターサイクルスポーツの発展に寄与した偉大なスポーツマンを顕彰する「MFJモーターサイクルスポーツ殿堂」を設立しました。この殿堂は、2018年度から歴史的な業績を残した選手や関係者を讃えているもので、今年度は功労者部門から本橋 明泰氏、片山 義美氏、隅谷 守男氏の3名が選出されました。
顕彰式は2025年12月20日(土)に東京ポートシティ竹芝(東京都港区)で開催されるMFJ MOTO AWARDS 2025に併せて実施される予定です。「MFJモーターサイクルスポーツ殿堂」では過去の偉大な選手達の功績を評価し、後世に伝えていくことを目的としており、選ばれた方々の業績が今後の世代にどのように影響を与えるかも非常に興味深いところです。
2025年度MFJモーターサイクルスポーツ殿堂の顕彰者
この3名は、日本のロードレース競技の黎明期から活躍し、国際的な舞台でも実績を残しました。特に、本橋氏と片山氏、隅谷氏の貢献は、日本国内におけるロードレースの普及と発展において非常に重要な役割を果たしました。彼らの業績は、それぞれの時代においてモーターサイクルスポーツの進化を促進させ、多くの後進に影響を与えました。
選考理由
日本のロードレースは1960年代の創始期から発展を遂げてきましたが、その中でも特に本橋氏、片山氏、隅谷氏の活動が、競技の基盤を築いたと評価されています。この選考は、彼らの貢献がいかに特筆に値するものであったかを再確認する機会ともいえるでしょう。
MFJモーターサイクルスポーツ殿堂の概要
目的
- - 日本のモーターサイクルスポーツの歴史を後世に伝えること
- - 輝かしい実績を残した選手や関係者を顕彰すること
役割
- - 過去に功績を残したライダー・関係者を殿堂に認定する
- - 殿堂入り基準を定め、候補者を選出する
- - 過去の競技結果や映像、画像、歴史的資料を収集
- - 専用のウェブサイトの設置・更新を行うこと
MFJ殿堂評議会は、大久保 力氏が委員長、森脇 南海子氏が副委員長を務め、他の委員たちと共に顕彰者の選考に従事しています。
過去の顕彰者
以下は過去に顕彰された方々です:
- - 2018年度 高橋 国光氏、伊藤 光夫氏
- - 2019年度 本田 宗一郎氏、吉村 秀雄氏
- - 2021年度 久保 和夫氏、鈴木 忠男氏、山本 隆氏、吉村 太一氏
- - 2022年度 藤井 璋美氏
- - 2023年度 新井 理夫氏、酒井 文人氏、西山 秀一氏、石塚 秀男氏
- - 2024年度 成田 省三氏、万澤 安央氏
モーターサイクルの未来に向けて、その歴史をしっかりと踏まえ、選手たちの挑戦が続いていくことを期待します。